林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ブルースマンへの道! その17

2017年04月03日 14時50分29秒 | ブルースマンへの道


さて、春なのに、かなり寒い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですかな?

おいらは先週末、店長がバンドをお休みしやがっので、VROOOMと2人で、バンドミーティング(笑)


店長が居るときにはできない、バンド関係の小物の作成をメインにして活動しましたよ。
といっても基本的に、作成するのはVROOOM。
おいらは「こういうものを作ったらどうだ?」とアイデアを出すだけの係(爆笑)


でも、こういう何でもないような法螺話から、

うちのバンドのコスチュームであるエプロンとか、
店長の帽子とか、
フライヤーとか、
ライブの時に配る名刺とか、
いろんな物が実現できてきたわけだから。

おいらは、アイデアを出すことをやめてはいかんのだ!(鼻息)


というわけで、この日はかなりの時間をかけてVROOOMにおいらのアイデアを話し、実現化への道筋が見えてきたものも多数!

それらはおいおい、このブログで報告していきますよ~。



さて、それはともかくブルースマンへの道!
前回は、広島県三次市には物の怪に関する伝説があって、その伝説の地においらが行こうとしていた、というところまででしたな。


冒頭のこの写真は、

比熊山のふもと付近にある展望台からの写真ですわ。


前回の地図でもう一度説明すると、

赤で囲ったところが、目的地である祟り岩のある場所。
青で囲ったところが、現在地の展望台の場所。

なんか、うねうねと曲がった道が続いているのがわかりますよね~。


はっきり言いましょう。

広島県三次市は、360度、山に囲まれた小さな町なんですよ。
この比熊山というのも、数ある裏山の一つに過ぎないんです(爆笑)

そう、まったく観光地化されているわけではなく、東京の人々が想像するような、

整備された道がないのですよ!!!


この地図を見た感じだと、ハイキングコースのような道が整備されているのかなあ、なんて思ってしまいがちですよね。



実際にこの山に踏み込んだ、おいらが自信をもって言いますが、


けもの道しかありません!!!(爆笑)


というか、おいらがこの山を登ったのは真夏だったもんですから。
草木が茂りまくって、そもそも道が発見できないレベルでした(涙)


頼むよ、三次市!
整備してくれよ~!!



道だと思われる場所の、いたるところに倒木があるし。
草木が生い茂っていて、ほとんど見通しがきかないし。


本当に、遭難するかと思いましたわ。


実際、道を思いっきり間違えて、気がついたら、林業の方たちの仕事場に出てしまったし。
(その時は切り倒された杉の木があるだけで、無人だったのであわてて引き返しました・笑)


まあ、そもそも、おいらがこの比熊山近辺を歩き回っても、人っ子一人見ませんでしたからね~!
つまりは、訪れる人がいないということですよ。
だから、自治体としても、整備にお金をかけない。
整備にお金をかけないから、荒れる。
荒れるから、なおさら人が来ない・・・

まさに、過疎の地方都市のジレンマですな~。



ひとまず出発地点の、

この写真のところまで引き返し。


最初の時に見逃した、草木に埋もれたボロボロの看板を見てみると。

「頂上まで、道のわきに88体の地蔵を立ててあります」

みたいなことが書いてあるのを発見します。


すんません、もう半年以上前の記憶なので、その数が88体だったかどうかは記憶があいまいです。


その正確な数はともかく、おいらは、

そうか、道のわきにお地蔵さんが立ててあるんだな、ならばそれを目当てにして登ろう!

と勇気づけられて、もう一度、裏山に分け入っていきます(笑)


ところがですね~、その頼みのお地蔵さんも、大半が倒れてしまっていて、草木に埋もれてしまっている有様(涙目)
倒れて草木に埋もれているお地蔵さんなんて、それこそ凄惨な風景ですぜっ!!




頼むよ、三次市!!
整備してくれよ~!!!




季節は真夏だから、ものすごい量の虫が、絶えずおいらの回りを飛び交い・・・
買ってきたペットボトルの飲料も、すぐに無くなってしまい・・・
相変わらず、山の中には人っ子一人いやしません(笑)



これ、下手したらやばいヤツだな、と覚悟を決める始末(遠い目)

裏山で道に迷って、熱中症で倒れたら、恥ずかしいのはさておき、他に人がいないから発見されないな~、なんて考えてしまいます。


でもまあ、しょせんは裏山ですからね(笑)
規模としては、大きな山じゃないのですよ。

最悪、道が無くても、やぶをかき分けて、上へ上へとよじ登れば、頂上には着くはず!
逆に、やばくなれば、やぶをかき分けて、下へ下へと下りれば、民家のある所に出るはず!


そう自分を信じて、お地蔵さんを頼りに登っていく、おいら!

幸い、大半が倒れているものの、短い距離に80体以上のお地蔵さんが並べられているので、1体が埋もれていても、その付近をよく見れば発見できるので、何とか道を推測しつつ進むことができる。





そして、ついにっ!!

祟り岩のところにたどり着いたのですわっ!!



以下次号ですよっ!!