こんばんわ。
アップルビデオ高津店 にわか猫砂研究家ブルームです。
前回のシステムトイレの話の続きです。
買った後によ~く調べてみたところ、
比較対象に挙げた3メーカーの製品で
私の選択した楽ちん猫トイレだけ
若干コンセプトが異なるものなのでした。
壁部分に継ぎ目がないという理由で選択しましたが
その他の外観の大きな違いとしまして、
下段の高さ・容積がとても大きいのです。
元々システムトイレというのは、
底がスノコ状の上段に固まらない専用猫砂を入れ、
下段には水分を吸収するシート等を敷く構造。
週に1~2回シートを取り替えるだけで良いので、
尿の処理が非常に楽になるというものです。
しかし、上段の専用砂ってのが高価なうえに
基本的に水洗トイレに流すことが出来ないのです。
なので、うんこはゴミとして捨てる必要があり、
週に2回のゴミ回収ならば、3~4日は保管しておくことになる。
もしくは上手いこと砂を取り除いてトイレに流す。
これもかなり面倒くさいし作業中とても臭いし。
なので私は長年流せるタイプの砂しか使わなかったのです。
そんな中で、システムトイレの砂として
意外なものを代用する人たちがあらわれました。
それは、ペレットストーブという特殊なストーブの
燃料であるホワイトペレットというもの。
燃料といっても、圧し固めた粒状の木屑。
見た目は確かに猫砂そっくり。
そしてコレがシステムトイレとの相性抜群。
従来の専用砂は、濾過された尿が下段に落ち
シートに吸収されるシステムでした。
尿の通過した部分はだんだん性能が落ちていきます。
劣化した部分だけ取り除くのは困難なので
定期的に全とっかえする必要があります。
ところが、ホワイトペレットは尿(水分)で分解されるので
尿とともにスノコの隙間から下段に落ちます。
すなわち、劣化した部分は下に落ちてなくなるため
継ぎ足しさえすればよいのです。
さらに、水分で分解されるってことは、
少量ならばうんこごと水洗トイレに流せます。
(注:メーカーは推奨してません。自己責任で)
ついでに、松や杉の木屑なので香りもよく、
消臭効果も高いのです。
それでいて、システム専用砂に比べて安価。
って、なんか色々な点で本来の専用砂を凌駕しているっていうか、
本来の用途よりもシステムトイレ用猫砂に向いてるっていうか。
最初にこの転用に気づいた人って天才だと思います。
難点を上げるとすれば、
ペレットストーブが国内ではマイナーなため
当然その燃料も一般流通してないこと。
(ネット通販等に頼らざるを得ない)
あと、可燃物であること。
(いや、そもそも燃料だし)
そんなわけで、楽ちん猫トイレってのは、
ペレットストーブの燃料であるホワイトペレットを
猫砂として流用することを前提として、
本来ならば吸収シートが入るだけで足りてた下段を
粉砕されたホワイトペレットの受け皿として嵩上げした
改良型システムトイレということです。
しかも、わりと入手困難であるホワイトペレットも
専用砂として販売しているのでした。
…とっちにしろスーパーやホムセンではほぼ扱ってないので
通販頼りであることは変わりませんが。
で、3日くらいかけて何とか新型に移行完了。
最初は新旧2台並べてみたり、
新しい方にも古い砂を入れてみたりと、
少しづつ変えていきます。
やはり本体と砂を同時に換えるってのは
時間がかかるものです。
おしまい。