引き続き、戦前のブルーズを聞いております。
これがねえ、内容はともかく、音質が悪いのですわ・・・
現代の音楽に慣れている人にとっては、地獄以外の何物でもない(笑)
まず、いつも、音楽の後ろに
ザーーー!!
というノイズが聞こえております(笑)
ときどき、ぼちぼちぱつぱつ、ちっちゃい爆発音的なノイズも入ります(笑)
さらに、すべての音が、うすぼんやり、しております(笑)
で、全体的に小さめの音で収録されているので、ボリュームをかなり上げないと、よく聞こえません(笑)
現在の音楽業界でこんな録音したら、プロデューサーは、
いっぱつでクビです(笑)
まあ、ニール・ヤングの「レター・ホーム」は、あえてそれに挑戦しているわけですが。
まあ、考えてみりゃ、しかたないよね、当時の機材なんて、今の公民館とかで使ってるマイクより、レベルが低いわけだし、録音機器なんて、ないに等しいんだから・・・
で、なんとか、ストレスなく聞けるように、MD(我が家では、まだ現役!!)にダビングしようと思いまして。
そのダビングのときに、音の大きさを調節できるから、それで何とかしようとするわけです。
もちろん、かなり録音レベルを上げて、音圧を引き上げてダビングしました!
すると・・・
ノイズも大きくなりました。
(当然か・・・)
ザーーーー!!!
さらに・・・
ギターの音は聴きとりやすくなったのだが、ボーカルの音が
割れました(これも当然か・・・)
つまりね、バランスが信じられないほど悪いのです・・・
ギターの音は、小さめ。
ボーカルの音は、でかめ。
たぶん、1本のマイクで収録しているんだろうねえ。
そうすると、生ギターの音より、ボーカルの音が大きくなるのは当然。
しかも、この人たち、路上で歌いまくっている人ばかりだから、
声はとんでもなくでかい(笑)
しかし、そう考えてみると、すごい声をしてる人たちばかりなのだなあ・・・
戦前ブルーズの人たちで、歌えない人はいないんだよね・・・
おいらも、がんばろ・・・
何度も録音レベルを調節して、ちょっと割れ気味のボーカルと、鮮明なギターを聞きつつ、おいしいお酒を飲んでおります(笑)
しばらくは、これで楽しめるな・・・(笑)