いやあ、
今年1年の目標であった、
秋のHRNを終えて。
放心状態のつぁんでございまする。
とにかく、出し切った感がたまらないですわ(笑)
今回のHRNに対する、うちのバンドのメンバーの思い入れは、それぞれあるんでしょうけども。
例えば、店長は
このイベントに全力を投入していて
「年末までは他のライブを入れるな」と言うほどだったし。
VROOOMはうちのバンド内では、
HRN担当として、窓口になってくれた上、
当日はすべての演者さんの演奏を現場で聴くという、
HRNの優等生になってくれたし。
つっかさんは、いよいよ本格的にハーモニカを始めて、当日は
歌にハーモニカに写真撮影に大忙しだったし。
いやあ、本当に、うちのバンドのメンバーたちよ、ありがとう!!
まずはこの場を借りて、なかなか面とは向かって言えない、バンドメンバーへの感謝の気持ちを述べたわけですわ。
そして今回、このホット・ロッキン・ナイトというイベントに参加する中で、
準備期間や当日会場で感じたことなども含めて、ここにメモしておきたいなと。
まずこれは、
当日の会場で印象に残ったことなんだけども、うちの
ライバル?バンドの
アメリカン・パイの人が言っていた、
「やっぱり、音圧には勝てないよね~」
という一言。
アメリカン・パイは今回、うちのバンドとほとんど同じ編成、
アコースティックな楽器で演奏したんだけども。
他のバンドが、エレキ・ギターとエレキ・ベース、そしてドラムセットで演奏するのを聞いた後に、
しみじみとそう言っていたんですわ。
これは確かによくわかる!!
というのも、うちのバンドも
「HRNの常連バンド」と言われるくらい出演しているけども。
毎回、アウェイです(爆笑)
そりゃそうだよね、今回は
アメリカン・パイがアコースティックだったけども、それは
例外でして。
基本的に、
毎回アコギで出演するバンドは、うちだけですもん。
つまり、ハード・ロックバンドのコンサートの、真ん中あたりのアコースティック・セットが、観客の皆さんの
休憩時間になっているような感じ(笑)
これまでノリノリだった観客たちが、アコースティック・セットの時には
「お休み」の時間になってしまうのも、仕方のないこと。
しかし演奏している側からすれば、それは当然のことながら、悲しいというか寂しいわけで・・・
「やっぱり、音圧には勝てないよね~」
という発言となって現れるわけですな。
んで、その発言を聞いた後に、
ヘヴィメタルやハードロックでノリノリになっている観客と、ノリノリで演奏している演者さんたちを見ていて、いろいろと思うところがあったわけですよ。
それについて、自分の考えをまとめながら書いてみたいなと。
まず感じたのは、うちのバンドの
店長について!!
いや、
「今回、とんでもなくミスが多かったぞ」
とか、
「よりによって、曲の一番おいしいところで、それはないだろ」
とか、そういうことが言いたいのではなく(笑)
本来、店長はイングヴェイ・マルムスティーンに憧れて、若いころにエレキ・ギターを猛練習してきた人物。
当然のことながら、
エレキで演奏するのがすごくうまい!
たぶん、いまだに、
アコギで演奏するより、ストラトキャスターで演奏した方が、本人も楽しいはず。
つまり、本人の
希望的にも
能力的にも、HRNに出演していたバンドたちの、どのバンドのギタリストだったとしてもおかしくないのですよ。
おいら自身も、
店長がいきいきとエレキ・ギターを演奏しているのを見てみたい気もするし。
それなのに、うちのバンドで
12弦のアコギを弾いてくれている。
店長本人としても、
「エレキだったら簡単に弾けるフレーズが、なんでこんなに弾きにくいのか・・・」
と思いながら演奏しているはずですわ。
そう、考えてみると、うちのバンドは
ぜいたくなことをしているなあ、としみじみ思ったのですわ。
例えが
過激すぎるけども
「ジミ・ヘンドリックスにアコギを弾かせている」感じ(笑)
うわあ、もったいない!!(爆笑)
ちなみに、
うちのバンドがアコギ専門になったのは、ほとんど全部、おいらのせいです(爆笑)
「バンドの歴史」のところにも書きましたが、もともとは
路上で演奏するために、おいらと店長が組んだのが始まりなんですけどね。
路上で演奏するためには、持ち運びができるアコギでやらざるをえない。
だから、うちのバンドは必然的にアコギ専門のバンドになった。
というのも、
間違いなく事実なんですが・・・
はっきり言いましょう!
おいらが、エレキ・ギターを(爆音で)演奏することが嫌いなんです!!!
さらに言うと、エレキを演奏することが嫌いなだけでなく、
(爆音の)エレキ・バンドで、おいらがヴォーカルとして歌う、ということも、嫌いなのですよ・・・
そう、完全においらの趣味嗜好のせいで、うちのバンドがアコギ専門になっている、というのも事実なのですよ。
すんません、いきなり長くなりましたな・・・
おいらが
どうして(爆音)エレキ・ギターが好きじゃないのか、については
以下次号じゃ!!