荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

元瀬ダムへ行く

2016年03月03日 | 散文
桜井漆器会館の向かい側、JRの線路を越えた辺りの地域を「元瀬(がんぜ)」と言います。

昔、この辺りが波打ち際だった名残りの地名です。
つまり(もとせ)です。
今の海岸は数km先です。土地が隆起したのでしょうか?

それはさておき、老幼なじみによると、元瀬の奥にダムがあるとの事です。
自転車で行ってみます。
ここまでは前回の帰省時に来ました。

左の空き地に数個の猪用の檻が置かれていました。
今は狩猟期なのでどこかに設置されているのでしょう。
向こうには建設中の高速道路の橋げたが見えます。
その先に瀬田山・笠松山が見えます。

進んで行きます。




更にやま道を進みます。


自転車を置いて来れば良かったと後悔しています。


更に暫く上って到着しました。
ダムの縁へ入って行きます。




小さなダム池です。


綺麗な水を湛えていますが、夏には干上がってしまうそうです。


奥の砂地にも行ってみます。


綺麗な水と砂地です。

ピクニックに最適の場所ですね。

夏には水遊びが楽しそうです。


砂地には猪の足跡が沢山ありました。


動物の水呑場のようです。


更に奥を覗いてみました。


ダムに注ぐ小川です。


綺麗な場所だと思ったら、不法投棄していました。

田舎の人は平気で、ゴミを山へ捨てます。

限界集落の高速道路もゴミにならなければ良いですが・・・。


この地域には、女の子が生まれると桐の木を植える風習がありました。
結婚する時に箪笥に加工して、嫁入り道具とする為です。
その名残りでしょう、ダムの近くの畑に大きな桐の木がありました。

荘厳感があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする