荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「縁切榎」の話ー1

2019年11月04日 | 散文

 

江戸からずっと上り坂の旧中山道も板橋宿を過ぎて仲宿まで来ると下り坂がきつくなります。

 

この下り坂は自転車のブレーキを掛けないと通行人に危険が及ぶ程の勾配です。

 

 

仲宿の終わりは石神井川です。川は低地を流れるので、川に向かって下り勾配がある訳です。

 

ここに「板橋」があります。

 

 

 

 橋の下には石神井川が流れています。

 

板橋を越えると「本町商店街」が始まります。流石は旧中山道、街道脇は昔から旅人目当ての商店が次々と並んでいた形態が残っています。当然、川を越えたので今度は急な上り勾配になります。

 

街道には商店だけでなく、旅の安全を願う祠もありました。その多くは現在も大切に祀られています。ここにはちょっと変わった「縁切榎」なる祠があります・・・

 

 

さて、ここで時間を戻します。「縁切榎」に来る前に、「板橋宿」の街道脇にある「いたばし観光センター」へ行きました。

 

板橋の観光資源と言えば、「近藤勇」と「縁切榎」です。今日は縁切榎を勉強しました。後で無理矢理近藤勇の話も聞かされたけど・・・、  で、説明板です。質問しなくても、展示物の前に立つだけで地域ボランティアが飛んできて説明してくれます。

 

読んでいるのにしゃべるのでよく頭に入りません。写真に撮ります。

 

在りし日の「縁切榎」の絵です。現在の祠の向かい側にあったのですね。

 

そしてこれが初代の縁切榎です。火事で焼けた木の皮が残っています。縁を切りたい相手にこの木の皮を煎じて飲ませると、相手との縁が切れると昔から言われていたそうです。

こんな予習をして「縁切榎」を訪れたのでした。

この話、続きます。

 

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寅さんサミット2019だったのか!

2019年11月04日 | 散文

 

ここんとこ毎週NHKドラマ「少年寅次郎」を観ています。けっこう面白くて、「そうだ柴又、行こう!」と思い立った次第です。当然ながら最初は帝釈天を訪問します。行列ができていました。けっこう長い列です。

 

スタンプラリーのようです。へえー、今日は「寅さんサミット」だったのか!?  去年より人が多いように見えます。

 

私みたいに「少年寅次郎」を観て思い立った人がいるかもしれません。

 

参道はこの人です。これは凄い!寅さん人気は絶大に根強いです。

 

商店街の中空には寅さんサミットのバナーが揺れます。

 

振り返るとこの人出です。横断幕が出ています。

 

秋の陽射しの参道を行きます。

 

人の波に押されるように進みます。

 

振り返りながら進みます。老舗看板の上の空は碧く、看板の下はひしめく人々です。

 

参道脇でスタンプラリー台帳とパンフレットを配分していました。帝釈天の境内の行列はここで貰ったのですね。

 

柴又駅に来ました。

 

ここでも配っていました。

 

やっぱり寅さんの像を観ないといけないでしょう。皆さん同じ事を考えるのですね。

 

さくら像を人が居なくなるタイミングを計って撮りました。

 

さて、参道を帰ります。

 

碧い空と人混みの間にバナーが揺れます。

 

 

 

帝釈天まで戻りました。

 

陽射しに照らされた横断幕です。

 

陽射しに照らされた帝釈天の大屋根です。

寅次郎少年に導かれたサミット見物でした。とらやの草団子をお土産に・・・

 

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