荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

台風19号の影響が残っていた矢切の渡し

2019年11月05日 | 散文

 

久しぶりに矢切の渡しにやって来ました。看板標識の後ろの木が倒れて枝を落とされています。夏には渡し船に並ぶ乗客に日影と涼を提供してきた木です。

 

草木がなぎ倒されています。台風19号の影響がまだ残っているのです。

 

注意書きが秋の陽射しに照らされています。周りの木々が無くなって、いっそうの日当たりです。以前はもっと看板があったのに、流されたのでしょうか?

 

渡しの桟橋で客が待っています。

 

着桟をいつもの場所から待ちます。桟橋が短くなって傾斜が急になっています。


やって来ました。

 

いつもよりずいぶんと時間を掛けて着桟しました。どうしたんだろう?

 

乗客を積み替えます。

 

下船が終了した時点で船頭が乗客予定者に声を張ります。「台風で対岸の桟橋が流されて、松戸に上陸できません。グルリと廻って、江戸川を往復して帰って来るので良ければ乗って下さい」

 

対岸を見やると、なるほど桟橋がありません。これは被害甚大ですね。再建までしばらく掛かるでしょうね。

 

待っていた客は全員乗りました。要は「矢切で渡し船に乗った」事が重要なんですよね。船頭が桟橋の棒を掴んでいます。何をしているのだろう?皆船頭を見ています。

 

棒を引っ張って、押してを繰り返して、舟を出発させています。

 

離桟すると初めて櫓で漕ぎ出します。秋の陽射しの下を出発です。

 

あそこまで水に浸かったと説明する声が聞こえます。

 

桟橋を離れます。いつものようにこのタイミングで場所を移動して撮ります。

 

矢切の渡しを出る舟です。

 

いつものように、また場所を替えて見送ります。

一見いつもと同じ光景ですがいつもと違って長閑さを感じない、台風の影響が残った渡し舟です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「縁切榎」の話ー2

2019年11月05日 | 散文

 

改めて、「縁切榎」の祠前です。この前は何度も通りますが、今日は事前に「いたばし観光センター」で勉強したので訪問します。

 

改めて説明板を読みます。

 

皇女和宮が避けて通ったという大きな榎は祠の向かいの、この場所にありました。今はクリーニング店です。

 

四ツ辻なのでよく目立ったでしょうね。

 

参拝します。

 

小さな境内に木のレリーフがあります。おそらく、初代縁切榎の一部だと思います。これでは皮が無いので煎じられませんが、参拝者は撫でてお願いをしているようです。

 

ご利益があるとみえて、私が居た間お参りが絶えませんでした。

 

参拝者は全て女性でした。彼女は長くお願いをしいてました。

 

隙をついて本殿の写真を撮りました。私は当面縁を切る対象が無いので(そりゃあ探せば病気とか、一つや二つはありますが)、お願いはしません。

 

相変わらず奉納された絵馬が多いです。今回もチラ見しました。多くは裏向けて奉納されていますが・・・、 前回は「ストーカーと縁を切りたい」などと命に関わりそうな願いがありました。今回は「職場を異動したい」、「上司と縁を切りたい」などがありました。願い事だけでなく、お礼の絵馬もありました。「おかげさまであの夫婦(実名)と縁が切れました」等です。皮を煎じなくてもご利益があるようです。だから沢山の人が訪れるのでしょうね。

こんな話でした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする