荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

九州へ行ってしまった相撲部屋

2019年11月09日 | 散文

 

いよいよ九州場所が始まります。博多では初冬の風物詩何でしょうね。東京では「神無月」みたいな、いつも居る相撲取りが居なくなります。

錣山部屋が小春日和の西日に照らされています。普段も味気ない玄関前ですが、今日はなんにもありません。

 

この個性的な玄関前のデザインを私は好きです。力士に美しい四股を踏ませる部屋です。玄関も四股も親方の美意識の表れだと思います。小結阿炎に期待しています。

 

いつもシャッターが下りている尾車部屋ですが、今日は一層静寂な玄関前です。

 

シャッター奥には部屋の看板が1/3照らされています。

 

豪風の引退相撲のポスターもあります。彼は既に押尾川親方を襲名して、部屋付き親方として活動中です。

 

車庫が空っぽです。九州へ行っているのでしょうか?相撲っぷりが好きだった嘉風も引退して中村親方になってしまったので、関取は友風と矢後だけになりました。

 

2軒隣りは高田川部屋です。ひと気がありません。

 

留守を良いことに、こんな近くで撮りました。

 

西日が部屋を照らします。関取は竜電と輝です。

 

大嶽部屋も静かな佇まいです。

 

どこの部屋も普段より綺麗です。掃除して九州へ行く習わしでもあるのでしょうか?

 

玄関前から見る中央の白いビルは元北の湖部屋です。大嶽部屋は元大鵬部屋なので、この通りは「横綱通り」と名付けられています。そろそろ横綱が出ないと、通りの名が変わってしまいかねません。

 

すぐ近くの深川稲荷神社です。

 

ここには大横綱大鵬の名前があります。今場所東幕下七枚目の、大鵬の孫「納屋」が大嶽部屋にいます。

彼が出世して、先ず父の四股名「貴闘力」か部屋名に因んだ「嶽闘力」を名乗って、やがて横綱になって「大鵬」を継承して、「横綱通り」を残して欲しいです。そんな夢を見ています。

 

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酉の市/2019年ー2

2019年11月09日 | 散文

 

熊手の店を廻ります。賑わっています。

 

熊手のお買い上げです。

 

店ごとの熊手に特徴があります。

 

お買い上げの度に商売繁盛を願って一本締めます。東京の一本締めは「いよ~、チャチャチャン、チャチャチャン、チャチャチャンチャン」です。

 

ここでも、お客と一緒に一本締めます。

 

尚も見物します。

 

 

このデカイのは、サンリオのお買い上げ熊手です。キティーちゃんはサンリオの持ち込みで作成するんですかね?

 

最後はいつもこの店です。各店の場所はずっと変わりません。いつもの場所に、いつもあります。会社勤めの時にここで20年以上お買い上げしていました。時には得意先を供なって来ました。お買い上げの後は向島の料亭で芸者接待が恒例でした。去年から親父さんは居ません。店頭の若いのに聞いたら、「脚が悪くて出られないけど、弁は相変わらず達者で、いつも叱られています」とのことです。

元気とのことで今年も安心しました。これが私のこの祭りでのルーティンです。

 

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