荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

駒込7丁目に「えびす湯」の在る風景

2023年02月10日 | 散文

まだまだ寒い東京です。「そめいぎんざ」を走っていました。街灯には雪だるまです。ご存じ「染井吉野桜」発祥の地です。

 

脇道に入ります。

 

銭湯に遭遇しました。駒込7丁目の路地です。

 

コインランドリーでは洗濯物が回っていますが誰も居ません。

 

こちらが玄関のようですが、開店前のようです。

 

「えびす湯」です。月曜日が定休です。

 

看板の文字が消えています。営業しているのだろうか?営業していても、将来の改築はしなさそうな雰囲気です。

 

こんな湯です。

 

ここが湯船みたいです。

 

前面道路です。

 

向かい側は、内湯の無さそうなアパートです。

 

角に戻ります。

 

右手に煙突が有ります。

 

行ってみます。乗用車が停まっている場所が、燃料である廃材置き場だと思います。

 

やっぱりここがボイラーのようです。

 

通り過ぎて振り返ります。

 

えびす湯の裏側です。銭湯の需要はありそうです。

銭湯は残して(残って)欲しい日本の文化です。

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「浅草凌雲閣」跡に行ってみた。

2023年02月10日 | 散文

向こうに「花やしき遊園地」の黄色い塔が見える路地です。東京下町に住んでいると、時々「浅草凌雲閣」の名前を見聞きします。

浅草凌雲閣は、明治時代の1980年に建てられました。設計者は、お雇い外国人のウィリアム・K・バートンです。彼は、東京市の上下水道を立ち上げた人でもあります。「浅草12階」とも呼ばれ、「モダン」を象徴する名所で、「東京のエッフェル塔」とも呼ばれました。その一帯は銘酒屋街で、私娼窟も在りました。「12階下」と言えば、私娼窟の別名だったそうです。華やかで猥雑な、現在の浅草に繋がる系譜を想像させます。

1923年の関東大震災によって、8階から上が折れる形で倒壊したのがいかにも残念です。

 

その凌雲閣の在った場所があると聞きました。探しにやって来ました。あそこみたいです。居酒屋の提灯の向かいです。

 

浅草凌雲閣の絵です。

 

 

もちろん実物大ではありませんが、ここに在ったのですね。

 

煉瓦造りだったので、こんな色合いの建物だったのでしょう。しげしげと眺めました。

 

ここは焼肉店ですが、この界隈にズドンと立っていたのですね。

 

 

路地を覗くと、すぐ先にアーケードが有ります。

 

「ひさご通り商店街」です。

 

アーケードから振り返って見上げます。

あそこに、雲を凌いで立っていたのですね。・・・見たかったなあ。

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