荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

上野公園で、春よ来い!

2023年02月11日 | 散文

上野公園は観桜の名所です。1本だけ桜が咲いていました。

 

 

 

背後のソメイヨシノは蕾も有りません。でも、空は青いです。

 

上野寛永寺清水観音堂の「月の松」を見上げます。安藤広重は丸い松の枝を月に見立てて、共に不忍池を描きました。「名所江戸百景」です。寛永寺を比叡山に、不忍池を琵琶湖に見立てました。琵琶湖の竹生島を模して、不忍池の弁天堂を配しています。

 

振り返る不忍池です。ビルの根本に、緑の屋根の弁天堂です。時代が変わっても、広重が見た風景です。

春よ来い!

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亀戸に「質 いづみや」の在る風景

2023年02月11日 | 散文

亀戸の路地で遭遇しました。Uターンします。

 

信号を渡ります。「五之橋通り」の交差点です。

江戸幕府は、竪川に架かる橋を、江戸城から順に番号を振りました。5番目の橋です。現在は沢山の橋が架かっていますが、江戸時代の名残りです。竪川はすぐ右に流れていません。この界隈から先は、暗渠になっています。ついでに、「竪川」とは、江戸城から見て「縦(東西)に流れる川」です。

すぐ在りました。

 

上層階が住居のようです。

 

質屋らしい暖簾ですが、奥が暗いので、境が分かりにくいです。「両側にも入り口があります」と書かれて、矢印があります。先ず右側へ行ってみます。

 

進んで行って振り返ります。この角の右側です。

 

ここです。さっきの暖簾の場所に続いています。人目を避ける工夫が為されています。昔ながらの質屋の精神が生かされています。

 

正面に戻って、反対側の入り口です。こちらも道路から隠れた造りです。

 

こんな人通りの少ない路に在ります。

 

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冬の雑司が谷旧宣教師館

2023年02月11日 | 散文

まだまだ冬色の空です。

 

旧宣教師館です。

 

室内の電球と窓に映った裸木が寒いです。

 

全体を見上げます。

 

冬の庭を歩きます。

 

見上げる大木はモクレンです。まだ花は遠いです。

 

楡の木を振り返ります。

 

建物と枯れ木です。

 

 

モクレンです。

 

 

玄関から裏庭を見通します。

 

帰り道を振り返りました。

冬の雑司が谷です。

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