荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「金子鉛筆製作所」車番の謎

2023年09月04日 | 散文

数年前に鉛筆工場巡りをして、ここ金子鉛筆製作所も見つけました。それ以降、ここで水分補給をしています。

 

自販機に社名が入っています。

 

 

 

なかなかお洒落です。

 

こちらが工場です。今後も鉛筆の消費が伸長することは無いと思っています。廃業した工場が多いです。稼働している鉛筆工場は何処もし~んとしていますが、ここはいつも忙しそうです。斯界の優良企業だと思います。・・・何故か会社看板が有りません。あの自販機が看板です。

 

更に、この会社の車の車番は、4台とも同じなんです。謂れが有ると思いずっとその意味を考えて来ました。ある日水分補給をしながら、思い切って従業員らしい人に訊いたことがありますが、知らない、とのことでした。ホントかな?忙しいので相手にしてくれなかったのかな?

・・・「夫婦で双子」?   最近、「創業昭和22年2月5日」だと思っています。

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天気が不安定な根津神社

2023年09月04日 | 散文

手術を終えて通常の暮らしを取り戻しつつあります。夕立ちというか、ゲリラ豪雨というか、通り雨というか、天気が不安定な日が続きます。やって来た根津神社で、千本鳥居に射す雲間の日光が気になりました。

 

久しぶりに潜ってみました。

 

陽が射すと強烈なので、影が濃いです。

 

あまり知られていないのですが、途中に六代将軍家宣の「胞衣塚」が有ります。「胎盤など」を祀ったものです。

 

千本鳥居の先は「乙女稲荷」です。

 

 

先客が居ました。外国人に人気がある神社です。艶やかさが好まれるのでしょうね。

 

振り返る、潜ってきた千本鳥居です。

 

乙女稲荷に陽が射します。一瞬で天気が変わります。

 

お詣りします。太古、神を祀るのに朱色を使いました。緑が豊富な古代日本の風景に朱色はよく映えます。ここがそのサンプルです。朱色の左右の明り取りを緑に塗るだけでなく、祭壇の上の明り取りを素通しにして、背景の風景の緑を取り入れて、朱色とのコントラストを構成しています。

 

陽が陰ってもこのコントラストは、特に色彩に乏しい古代においては、正に「有り難い」情景を作ります。

 

 

 

そして、唐門から楼門を見ます。

色彩効果をふんだんに使って、崇拝心を誘発させる仕組みだと思います。

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