9月から、周辺の再開発工事に伴って、呑んべ横丁が解体されると聞いていました。1日に覗いたらまだ工事が始まっていなくて、でも2日、3日、他用があって訪問できませんでした。何を置いても、って感じでやって来ました。・・・まだそのままの呑んべ横丁外観です。
蓬莱亭の、エアコンの排水管の跡です。もうエアコンは使っていません。
<8月末の訪問時のエアコン排水管です。>
いつもの路地から、いつものルートで訪問します。
蓬莱亭の入り口に有った写真が全て取り外されています。
バー姫です。
看板を撤去しました。
入口の写真も撤去しています。下町の商法として有名人の訪問を集客に利用していましたが、みんな綺麗に撤去しました。
<過去の写真>
看板も、マツコ・デラックスも、長嶋一茂も、内藤大助も、あいみょんも、そして常連客も、大事な大事な人生の1ページです。パワーショベルで瓦礫と一緒に葬る訳には参りません。
他の店も、きれいに片付けました。
去りゆく者の矜持を見る思いです。
普段昼間は人が通らない路地にやって来る人が居ます。若者も老人も居て、中にはNHKのドキュメント番組を見て撤去を知った人も居ると思います。皆んな葬送の気持ちで訪問していると思います。
外観です。いつまでこの景色が見られるか分かりません。
呑んべ横丁の南半分を解体した後できた路地です。この路も解体されます。切ないです。
・・・本当に切ないのは解体の瞬間だと思います。できればその瞬間に立ち合って、葬送したいと思っています。