荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「鳴戸部屋」はお洒落な「ミズマチ」に在る。

2023年09月23日 | 散文

大相撲9月場所が始まりました。当然優勝争いに興味がありますが、相撲取りそれぞれの青春と人生があります。相撲取りのラッピングの自販機です。

この絵は琴剣が描いたものです。彼は元力士で、現在は漫画家という異例の経歴の持ち主です。

その兄弟弟子だったのが、この部屋の師匠元大関「琴欧州」です。彼は異国のブルガリアから来日して、相撲界で成功を収めました。日本人でも苦労すると言われている相撲界で成功するのは並大変なことではありません。本人の努力と、師匠と女将さんと兄弟弟子等々多くの人のお陰です。

部屋の前はお洒落になった「ミズマチ」です。

新しい街に多くの新しい店が出ています。鳴戸部屋と一緒です。

琴欧州も綺麗な関取でした。師匠琴桜が「金髪で色白のあいつが綱を締めてみろ、綺麗だぞお!」と言っていました。残念ながらその姿を見ることは叶いませんでした。

裏口には掲示板が有って、いつも番付表や相撲の結果を出しています。今十両に「欧勝馬」が居ます。案外早く関脇を育てました。その欧勝馬が勝ち越しました。目指せ、幕内力士!

町会の行事にも熱心なようです。

裏口が開いていました。乱雑ですね⁉

まあ、青春真っ盛りってこんなものです。

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消滅した「柳原千種通り商店街」

2023年09月23日 | 散文

定義として、商店街看板が無くなったのを「商店街の消滅」とします。 商店街が好きです。周りには山と海と川と田んぼしかなかった田舎育ちの私にとって、一張羅を着てバスに乗って行く商店街は、心が踊るハレの場でした。長く散策を続けていると、消滅した商店街に出会います。

ここに商店街看板が有りました。

 

ここにも有りました。この消滅した商店街はよく通る散策路でもあります。

 

<2012年の写真です>

 

入り口に有る瀬戸物屋です。写真を撮っていたら、女子中学生たちがピースサインをくれました。ピースして返します。ちょっと照れくさいです。

 

この先しばらくは営業している店は有りません。

 

商店街の終盤です。

 

この店がずっと営業を続けています。

 

品数が豊富そうな雑貨屋です。遠出ができないお年寄りの助けになっていると思います。結局、この店と、入り口に在った瀬戸物の2軒が営業しているだけです。

 

商店街が終わりです。ここにも看板が有りました。2枚下の写真です。

 

出た所で別の商店街に繋がります。この商店街は、北千住の駅に続くので、まだ人通りが有ります。少しの商店が頑張っています。

 

ここにはこんな看板が有りました。2014年の看板です。遠くからも買い物に来る人がいて、商店街の交差点だったので、不案内な人の為の看板だったのでしょう。

それほど賑わった商店街だったのでしょうね。

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