荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

大浜で昼食を

2023年06月16日 | 散文

妹が来て外食しようと言います。車で連れて行って貰います。

メニューは海鮮丼です。お膳の向こうは、海鮮丼が出てくるまでのビールのつまみのタコの煮付けです。ほぼ食べてしまった残骸です。「梅雨だこ」は旨いと言います。その言い伝えのとおりでした。海鮮丼の切り身の豊富さは漁港の近くならではでしょう。ご飯は丁度良い、ほんの少しです。

 

初めて入りました。美味しかったです。

 

店の前は大浜漁港です。小降りの海です。しまなみ海道が霞んでいます。

 

小雨に煙る静かな漁港です。

 

 

漁を終えてもやい綱に繋がれた漁船です。

 

正面奥に今治造船所のクレーンが林立しています。

 

漁村は好いです。

 

 

しっとりと、梅雨時の漁村です。

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今治「大黒湯」

2023年06月16日 | 散文

本町温泉の前の通りを北に行くとすぐに在りました。

 

大黒湯です。よくある名前です。銭湯はおめでたい名前を付けます。老舗だと思います。

 

見上げると煙突から煙が出ています。

 

正面から見ます。

 

好い雰囲気です。2階に干した玉ねぎが好ましいです。家族的です。

 

銭湯の入り口です。

 

 

13時半が営業開始です。先ほど煙突から煙が上がっていました。営業開始が早いのは、周辺が漁師町だからでしょう。漁を終えた後は風呂が欲しいです。汚れを落とす為、冷えた体を温める為です。

 

横に大きな駐車場が在りました。先程の本町温泉より客の分布範囲が広いようです。

 

入ってみます。

 

廃材置き場です。燃料は木材です。木で沸かした湯は柔らかいと言います。

 

火口が燃えています。

 

こちらでも燃えています。風呂屋の炎を見るのは初めてです。優しい炎です。

 

燃料置き場へ行きます。

 

 

こんなに沢山の燃料を見たのも初めてです。

 

ボイラー室を見ながら戻ります。

 

 

銭湯の正面には焼き鳥屋が在ります。湯上がりにビールをグイッと、良いですねえ!

 

昭和への郷愁を誘う大黒湯です。

 

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今治「本町温泉」に遭遇

2023年06月15日 | 散文

焼豚玉子飯を食べた帰り、銭湯に遭遇しました。ビルの銭湯です。

 

本町温泉の前は本町通りです。

 

 

奥に入ってみます。海岸の方向です。民家の前に小さな駐車場が有ります。近所の人の利用が多いのでしょうね。

 

見上げる煙突です。

 

 

更に行きます。漁師町です。

 

 

 

戻ります。

 

正面から見ます。

 

斜め前にも駐車場が在りました。

 

銭湯の軒下に、ツバメの巣が有ります。子供が育っています。

ツバメの巣が有る家は繁栄すると言います。

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焼豚玉子飯 元祖「重松飯店」

2023年06月15日 | 散文

こんな辺鄙な町に在るようです。「焼豚玉子飯」と検索したらすぐ出ました。

 

先日松山駅前で、今治の焼豚玉子飯を参考にした「焼豚玉子カレー」なるものを食べました。美味しかったけど、焼豚玉子飯を食べたことが無いので比較のしようがありません。教訓として、とても高カロリー食だと思いました。

 

焼豚玉子飯の元祖「重松飯店」です。TV等で見慣れた店の風景です。

 

初めて経験するならやっぱりこの元祖の店です。

 

開店20数分前です。東京に住んでいるとこの程度の行列には驚きませんが、結局開店前の行列は2,5倍になりました。

 

「ウヲンヲンヲン」とエンジン音を響かせてバイクの一団がやって来ました。右に店主でしょうか、駐輪場所を指示しています。そんな中、スマホナビを見ながら徒歩でもやって来ます。ここは今治駅から2∼3km離れています。

∼∼

 

他県ナンバーばかりです。

 

1回転目に入れました。一人なので左のカウンターに座ります。9席有ります。中央に4人掛けのテーブルが4席と右の小上がりに3席有ります。

 

初めてなので「中盛」を頼みました。900円です。

 

暫く待つと出てきました。げっ!?玉子が3つ有ります。普段玉子を食べません。健康に気を付けています。

 

チャーシューでご飯が見えません。「焼豚玉子カレー」の比ではありません。見た目は圧倒的に「玉子飯」の勝ちです。

これはオーダーを誤ったか?残すのは失礼です。特に、大盛り(じゃないけど)を注文して残す奴は最低です。これは満腹中枢が満足する前に一気に食べないと完食できそうにないです。

カウンターに有った「焼豚玉子飯 おいしい食べ方」に従います。

 

混ぜます。この後ぐじゃぐじゃにしました。画が汚いので割愛します。後は一気にかき込みます。

 

完食しました。美味しかったです。そもそも高カロリー食は美味しいのです。野球部員のようにガツガツ食べました。松山玉子カレーと比べると、味はどちらも美味しいけど、コスパは圧倒的に今治玉子飯の勝ち!

 

...私には「並盛」で十分です。店を出るとまだこんなに並んでいました。

帰京したら体重が増えていると思います。

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今治銀座の今

2023年06月14日 | 散文

同じタイトルで何度か報告して来ましたが、その度毎に人出が少なくなっています。店が閉まっています。

 

今治市唯一最大のアーケード商店街です。

 

今治市の中心街です。

 

わざとじゃありません。ホントに人が居ません。

 

電話ボックスが替わりました。以前のレトロな方が良かったです。公衆電話を使う人は居ないでしょうね。災害時用の設置だと思います。

 

お世話になった本屋も廃業のようです。何処も一緒です。

この銀座商店街の復活も、何ともならないでしょうね。

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今治新町商店街を行く。

2023年06月14日 | 散文

ハーバリーの正面は新町商店街です。今治銀座に続く商店街です。

 

しまなみ海道ができるまでは、地元と島しょ部からの買い物客で車道まで人が溢れていました。

 

風化して看板文字が見えません。

 

ここは「早朝喫茶」でした。大阪等から早朝に船が着きます。バスの始発までここで、コーヒーとトーストのサービスセットを食べながら時間を過ごしました。

 

昼夜を問わずいつも混んでいました。連絡船の時間待ちの場でした。僅かに喫茶店の面影があります。

 

ここはもう駐車場です。商売の見限り時は大事です。先行有利です。船の往来がほとんど無くなった港に駐車場の需要は少ないです。

 

外国人がやって来ました。職業訓練生だと思います。田植時だし日中だしで、買い物客は居ません。

このまま真っ直ぐ今治銀座へ行きます。

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今治市のねぶた祭

2023年06月14日 | 散文

  先週の土曜日の事です。今治港へ行きました。数年前に港湾ビルが竣工して、「ハーバリー」という呼称になりました。船の形状の建築物です。「ハーバー」と「今治」からのみ命名だと思います。今治市のマスコットキャラクター「バリーさん」も絡んでいますかね?「青森県弘前市」の文字が見えます。

 

普段は何もない静かな場所に、ねぶた祭ですね。

 

準備の真っ最中です。本来は、旧暦の七夕祭りの行事です。

 

ポスターが貼られていました。あら⁈今日やるんですね。愛媛県初上陸らしいです。という事は、愛媛県以外の四国には既に上陸している訳ですね。阿波踊りの徳島か?よさこい祭りの高知か?そして愛媛県はどうして今治なんだろう?松山市でなくて良いのでしょうか?見物客が来なかったら気の毒です。等々色々考えさせられました。

 

ハーバリーの中には今治市のねぶた祭風太鼓が有ります。雨宿りでしょうか?こちらも準備中です。

 

桟橋です。しまなみ海道の島々が靄って見えません。

 

海上保安庁の船が停まっています。のんびりと、忙しく無いのは良いことです。

 

こちらにはフェリーが乗船待ちです。今治市は島しょ部からの買い物需要で賑わいましたが、しまなみ海道の開通ですっかり寂れてしまいました。

 

ハーバリーに戻ります。

 

弘前ねぶたが移動中です。

沢山客が来れば、はるばる弘前市から来たかいがあるのでしょうが、、

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波止浜港から見る造船所

2023年06月13日 | 散文

波止浜港から見る造船所です。

 

造船とタオルが今治の主要産業です。両方とも日本一の生産量です。

 

所狭しと、各ドッグで船を造っています。

 

 

 

ここから島巡りの船が出ます。芸予要塞跡の「小島」へはここから船に乗ります。今日は雨が振りそうなので渡船しません。帰郷してから、カラッと晴れた日がありません。残念です。

 

時刻表です。1日10本の運行です。運賃は、小島往復で440円です。安いです。乗りたいなあ。でも、この天気だと今年の訪問は無理そうです。

 

渡船はこの桟橋から出ます。造りかけの船を見ながら沖に出るその風景も良いです。

この時間桟橋に渡船はありません。

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糸山公園で、平山郁夫と高階城太郎

2023年06月13日 | 散文

平山郁夫画伯のレリーフです。

 

彼が描いたしまなみ海道の来島海峡大橋です。

 

橋の下は来島海峡です。

 

こちらにも有ります。

 

ここから描いたものです。来島海峡の名前の元になった「来島」です。来島村上水軍の本拠地でした。全島要塞化されて、山頂に城が在ったそうです。正面に港が在ります。波止浜港から出る渡船は、最初あそこに着桟します。

 

しまなみ海道の向こうに霞んでいるのは今治市の中心地です。右前方奥に霞んでいるのが、「太平記」の舞台「世田山・笠松山」です。しまなみ海道の島々からもよく見えます。伊予国経営の中心だった事が納得できます。

 

こちらが芸予要塞跡が在る小島です。来島海峡の要衝ですが、明治政府はここをバルチック艦隊が通過する可能性を考えていたんですね。

 

展望台下の展望所に来ました。銅像が有ります。

 

作者は「高階城太郎」です。彼は画家高階重紀の長男で、私の叔母の弟弟子でした。今は故人です。10年くらい前に、新婚の次男夫婦をここに案内した時に、新婦がこの像を見つけて「高階先生だ!」と声を上げました。次男夫婦が通っていた高校の美術教師でした。

 

東京の高校で、今治出身の教師が今治出身の親を持つ生徒と出逢ったのです。私の名字は珍しいです。ひょっとしたら、と思った教師が次男に尋ねて判明したのです。次男は、教師の姉弟子の甥孫だったという奇跡です。それ以来、帰郷時にはこの像を訪ねています。

 

ライダーが寛いでいます。しまなみ海道を走るサイクリングのメッカでもあります。

 

しまなみ海道を眺めます。

 

 

正面は馬島です。今治藩の軍馬育成の島だった事からの命名です。

 

眼下を急流観潮船が行きます。芸予要塞の島「小島」が静かに浮かんでいます。今は昔の話です。

来島海峡の梅雨景です。

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大角海浜公園

2023年06月12日 | 散文

こんな場所です。

 

前面は人工の海水浴場です。公園化するに際して造りました。それ以前は農道の先に在るタバコ畑で海は岩場でした。しまなみ海道の来島海峡大橋が梅雨の空気に霞んでいます。

 

海中にコンクリートの円柱が立っています。バルチック艦隊の襲来に備えて小島に造られた芸予要塞の、大砲の命中度を高める為に造った標的です。

 

背後は多島海の瀬戸内海国立公園です。大きい島は大三島だと思います。

 

暗い遊歩道を行きます。

 

視界が開けました。キャンプの人でしょうか?あの旗は何なんでしょうか?

 

ここには伊豫水軍の番所が有りました。私はそれを確認できていません。

 

説明板にあった岩礁です。潮が引くと歩いて渡れます。ここは愛媛本土最北端の地です。潮が流れています。日本一海流が早い「来島海峡」です。

 

展望台からの景色です。しまなみ海道が走る馬島と大島です。

 

急流を漁船が喘ぎながら進みます。

 

 

 

来島海峡大橋が霞みます。

 

紫陽花が咲いています。

 

遊歩道に紫陽花が咲く愛媛本土最北端の地、「大角の鼻」です。

 

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農協の苗床今年も、

2023年06月12日 | 散文

帰郷した時に見たいものの一つです。

 

今年は梅雨が早かったのでもう田植えを始めているかと心配していましたが、やっぱり例年のカレンダーどおりでした。

 

降雨の少ない郷里では、梅雨入りしてから田植えを始めます。日本一遅いのではないでしょうか?

 

一部では出荷が始まっています。

 

パッチワークのような美しさです。

 

 

苗床の向こうは城が在った霊仙山です。長宗我部元親に滅ぼされた河野一族の城です。

 

この小さな箱の一つ一つが苗床です。田植え機に積んで植えます。

 

数日後、家の近くで田植えが始まりました。

 

 

 

 

そして今日、田植えを終えた水田に映る太平記の舞台、世田山・笠松山連山です。

故郷の景色は美しいです。

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松山の「焼豚玉子カレー」

2023年06月11日 | 散文

お昼時です。うどん屋を探していたら、カレー屋が在りました。JR松山駅前です。

 

 

この「焼豚玉子カレー」が気になりました。「焼豚玉子飯」は今治市の名物ですが、私は食べたことがありません。この機会にカレーバージョンを食べてみるか。

 

これです。店員に訊いたら、「今治の『焼豚玉子飯』をヒントにしました」とのことです。本家の玉子飯を知らないので比較のしようがありませんが、美味しいです。かなりの高カロリー食だと思います。

一度今治の「焼豚玉子飯」を食べておかなくては、と思いました。

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道後温泉駅と路面電車

2023年06月11日 | 散文

道後温泉駅の改札口からみかん色の電車が見えます。車内で料金を払うので駅員は居ません。

 

松山市のゆるキャラ「みきゃん」のラッピングです。

 

始発待ちです。

 

トイレの案内板も、正岡子規や夏目漱石がここで暮らした時代を連想させます。

 

電車が復路線に移動します。

 

もうすぐあの「みきゃん」がこちらのホームに入ります。

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道後温泉駅前風景

2023年06月11日 | 散文

道後温泉本館の入浴を諦めて戻って来ました。伊予鉄道後温泉駅です。

 

駅前には坊っちゃんカラクリ時計が有ります。1時間1回の設定時刻が到来すると2つの台がせり上がって、時計の裏や障子戸から、小説坊っちゃんの登場人物人形がオルゴールに合わせて現れて動きます。

 

時計台の隣に無料の足湯が有ります。

 

 

そして正岡子規の像です。

 

ここから見る時計台と足湯です。

 

子規像です。彼は東京でも暮らしました。上野恩賜公園の頂上に在る「正岡子規記念球場」の句は、「春風やまりを投げたき草の原」です。

 

彼の大好きな野球姿です。又の名は「正岡野球(のぼる)」です。

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工事中の道後温泉本館

2023年06月10日 | 散文

伊予松山といえば、正岡子規と夏目漱石の坊っちゃんです。あ、「坂の上の雲」の秋山兄弟もいますね。今日は正岡子規と坊っちゃんです。商店街のハイカラさんです。手にしているのは地元の銘菓「坊っちゃん団子」です。

 

人混みが少ないタイミングで撮っています。コロナ明けで観光客が多いです。正面の商店街出口が鮮やかです。

 

通常は、ここから道後温泉本館の大屋根が見えます。

 

蜷川実花氏デザインの工事フェンスです。相変わらずの派手さです。

 

本館前の広場です。足湯です。

 

工事中の道後温泉本館です。

 

グルリと廻りましょう。

 

 

工事中なので裏側が入り口になっています。本館で湯に入るつもりで来ましたが、、、止めます。

 

工事中の屋根を見上げます。

 

 

側面です。

 

 

正面に戻りました。

 

外国人が記念撮影中です。ここで本館玄関を背景に撮る観光案内を真似てやっているのでしょうね。この背景も得難い記念ですよ。

 

お婆ちゃんも。

 

...道後温泉駅に戻ります。あ、まだ有りました。

 

遊興街に付き物の射的屋です。酔客が遊びます。

 

郷愁を誘います。昭和の景色です。

いつまでもここにあって欲しい文化です。

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