おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

東桜島の切り干しダイコン今昔 思い出すままに

2013年03月29日 00時00分00秒 | 農業
写真1 写真2

写真1 火山灰を少々被る切り干しダイコン(写真2も同じ)

写真3 写真4

写真3 火山灰を被ってない切り干しダイコン。干し始めて日が浅い(写真4・写真5も同じ)

写真5 写真6

写真6 干し終えると飴色になる

人気ブログランキングへ ←I would rank this weblog among the best. Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください。

1.切り干しダイコンに2つの製法-桂剥き・板状削ぎ-
 桜島には桜島ダイコンと青首ダイコンがある
 桜島ダイコンは20kgや30kgになる、カブ・蕪の親分のような大きさ・重さ

 東桜島町の1955年頃(昭和30)の切り干しダイコン造りには二つの方法があった
 一つは、青首ダイコンを縦長に薄く割り削ぐ
 包丁や前後に2股足のついた長いカンナ(鉋)で細い板状に
 二つは、桜島ダイコンを1cmほどの厚さに輪切りし、それをカツラムキ(桂剥き)にする

 切られたダイコンは横竿や紐に吊るして干される
 割り削ぎ板状ダイコンは真ん中に切れ目を入れて干す
 我々は、切り干しダイコンをソッデコンと呼んでいた
 すなわち、削いだダイコン

2.今日の主流は板状削ぎダイコン
 それから半世紀、2013年02月11日、東桜島町を歩く
 青首ダイコンを板状に削いだダイコンが干してある(写真1~写真6)

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年02月11日 撮影地:鹿児島市東桜島町
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする