おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

稲わら干すハンデン

2013年10月17日 00時00分00秒 | 農業

写真1 稲わらを鉄製パイプ横棒に架けて天日干し この構造物をハンデンと呼ぶ


写真2 ハンデンを斜めに見る 写真1と同一ハンデン


写真3 写真4

写真3 立てた鉄製パイプに稲わらを吊るし重ねる変形キヅルシ
写真4 電柱に稲わらを吊るし重ねる変形キヅルシ

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 脱穀した後の稲わらを、鉄製パイプに架けて干してある
 草刈り機で作業していたMさん
 作業の手を休め、次のようにご教示
   天日に干す構造物はハンデンと呼ばれる
   昔は竹と杭で造った
   今は鉄製パイプ
   8月下旬に稲刈り
   自家用や兄弟・親戚用の水稲はバインダーで刈り取る
   その刈り稲を田んぼに造ったハンデンに1週間ほど干す
   脱穀し、残った稲わらを、再び庭先に造ったハンデンに干す(写真1・写真2)。
   稲わらは、来年、キュウリやナスなどの下に敷く

 当地には、庭などに生える立木に稲わらを吊るし重ねる保存方法がある
 これはキヅルシと呼ばれる(弊ブログ2013年02月04日
 現在、生立木に替わり、鉄製パイプや木製杭に吊るし重ねる(写真3・写真4)
 しかし現在、稲わら利用は少なくなり、ハンデンやキヅルシは非常に少ない

 引用・参考文献等:弊ブログ2013年10月05日同年02月08日同月10日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年10月06日 撮影地:埼玉県久喜市(旧鷲宮町)



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