
写真1 カマド
調理器具掛け下げ穴2、焚口2、灰・燃え滓取り口2、煙突付きの改良カマド 商品名は「万能かまど」
2種類の焜炉(シチリン)
2014年11月29日 栃木市藤岡町大前 渡良瀬エコビレッジ

写真2 イロリ・囲炉裏 ヤカンや鍋を掛け吊るす自在鈎はない
脚3本のゴトク・五徳が2個
収穫祭の昼食を周りでとる
2014年11月29日 栃木市藤岡町大前 渡良瀬エコビレッジ

写真3 W氏宅の2種類のカマド 固定カマドと移動可能カマド
カマドで燃えている薪を途中で取り出し入れる「消し炭入れ」が左下。消し炭は着火が早い火種となる
2014年12月21日 久喜市

写真4 W氏宅の2種類のカマド 斜め上から撮る
調理器具掛け下げ穴3、焚口3、灰・燃え滓取り口3、煙突付きの改良カマド
2014年12月21日 久喜市

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我々のふだんの暮らしから消えた生活用具
博物館・資料館の展示物となった生活用具
そのいくつかに遇う、ふだんの暮らしに使われていた
まず2014年11月29日、渡良瀬エコビレッジで次の用具が使われていた(弊ブログ2015年01月06日)
カマド(固定炉・調理器具を炉へ掛け下げる穴あり)
焜炉(筒状と柱状のシチリン・移動可能炉・調理器具掛け下げ穴無し、置くだけ)
イロリ(囲炉裏)
次に2014年12月21日、W氏宅で次の用具が使われていた
カマド(移動可能炉) 消し炭入れ
W氏宅ではハガマ・羽釜で湯を沸かす
燃料はW氏が割った薪など(弊ブログ2015年01月04日)
カマド呼称はクド、ヘッツイ、オクドサンなど地域により様々
さて、カマドやイロリは筆者にとって厄介もの、小学生の頃
煙たく、煙が眼に沁み、薪採りや薪割りをさせられるので
リンナイ石油焜炉を、1957年、小学3年生の時、我が家で使い始めて嬉しかった
煙から、薪から解放されるので
ものは変わり蒸気機関車、嫌だった、煙が厄介もの
眼に悪く、トンネル出入口での窓開閉、鼻穴や襟は真っ黒
早くジーゼルになれ、電車になれて思っていた
昨今、蒸気機関車がイベントで走る
素直に喜べない
乗客は楽しいだろうが、沿線住民には煙害
囲炉裏の思い出、東京オリンピック、1964年の頃
冬の夜、農作業を終え、夕食を終え、囲炉裏を囲む
8人の子どもを育てた祖母
上半身裸で囲炉裏火にあたる
干し終えたダイコンのような皴々乳房を垂れて
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真に記す 撮影地:写真に記す