写真1 畑の3辺を囲む茶樹 畦畔茶と呼ばれる 武蔵野台地の一角・狭山丘陵の冬畑
写真2 畑の2辺に畦畔茶 狭山丘陵の冬畑
写真3 大型ビニール温室と冬畑を分ける畦畔茶
写真4 畦畔茶の左は雑草冬畑、右は不作付の冬畑 左は、かつての作土嵐除け麦畑を思わせた
← Please click this green banner.
ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。
武蔵野台地の一角、狭山丘陵の冬畑
畑の境に茶樹の垣根(写真1~写真4)
農作業中の男性に伺うと次のよう
茶樹の垣根を畦畔茶と呼ぶ
冬から春さき、ぢ・地が軽いので強風に飛ばされる
昔は麦を作っていたので、さほど飛ばなかった
今、麦を造らず、冬野菜も作らない畑が多く、ぢ・地が飛ぶ
飛ぶぢ・地を少しでも防ぐのが畦畔茶
すなわち、作土嵐(弊ブログ2013年03月12日)を軽減するのが畦畔茶
写真1に見るごとく、畦畔茶の下、農道の端に作土が溜まっている
北西の季節風で吹き飛ばされた作土の一部を畦畔茶が受け止めて溜まる
あくまで一部、昔に比べて飛ぶ量は多い
さて、千葉県八街市の畑に少なくなった畦畔茶(弊ブログ2014年12月05日)
ここ狭山丘陵、狭山市堀兼の畑には多い
開墾畑地の原型を見る
引用・参考文献等:弊ブログ2015年02月03日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年02月22日 撮影地:埼玉県狭山市堀兼