おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

皆で渡れば怖くない 野鳥の混群

2016年03月11日 00時00分00秒 | 野鳥
メジロ・コゲラ・シジュウカラの混群


写真1 メジロ


写真2 冬枯れ梢にシジュウカラ①とコゲラ②


写真3 シジュウカラ①とメジロ②


写真4 木の枝や幹を突き叩き、虫を啄ばむコゲラ


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 野鳥の餌探しは様々
 単独で探す鳥
 同種と群をつくり探す鳥
 異種と群をつくり探す鳥
 
 沼井公園と弦代公園の探鳥で見聞撮したのは次のよう
 単独はオオタカ(弊ブログ2016年02月28日
 同種と群をつくるのは両池で越冬するカモ類
 異種と群をつくる、いわゆる混群はコゲラ、シジュウカラ、メジロ(上の写真)

 同じ様な大きさのコゲラ、シジュウカラ、メジロ
 10羽足らずの小さな群で木々を渡って行く
 花蜜を吸うメジロ
 枝や幹を突き叩き、虫を啄ばむコゲラ
 枝や幹などで虫や木の実を啄ばむシジュウカラ
 このように捕食・採餌の場所や対象が違うので競合しない
 捕食・採餌において天敵から逃れられる、危険が減る
 皆で渡れば怖くない、互いに助かる、生きる知恵

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年02月27日 撮影地:埼玉県久喜市桜田
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灰白の春霧の朝 淡紅に足止まる

2016年03月10日 00時00分00秒 | 景観

写真1 春霧の朝、ホトケノザにならぶ朝つゆ、周りを映す。2016年03月08日

写真2 春霧の朝、灰白と黒の世界に淡い紅、ホトケノザ、足止まる。2016年03月08日


写真3 氷雨上がりの朝、辛夷の枝に朝つゆ並ぶ。2016年01月29日

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 春霧の朝
 朧朝陽の下、灰白と黒の中を歩く(弊ブログ2016年03月09日
 進む足下に淡い紅色、ホトケノザ(写真1・写真2)
 色変わりに足止まる
 花や葉に春霧冷えた朝つゆ並ぶ(注1)
 朝つゆは周りを映す鏡(写真1)

 氷雨上がりの朝
 辛夷の枝にも朝つゆ(写真3)

 注1 蒸散作用(植物体内の水分が気孔や体表面から排出される。)の朝つゆもある
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市桜田

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春霧の朝 散歩の人 鳴く野鳥

2016年03月09日 00時00分00秒 | 景観







カワセミ


チョウゲンボウ


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 2016年03月08日朝7時
 弦代(つるしろ)公園は霧の中
 朝陽は朧、対岸は見えず
 されど、散歩の人、鳴き交わす野鳥はふだんどおり
  
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市桜田

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落内遺跡の発掘現地を見聞撮

2016年03月08日 00時00分00秒 | 施設等

写真1 落内(おちうち)遺跡第3次発掘調査の現地説明会。国指定史跡下野薬師寺跡の西側隣接地1,200㎡の発掘結果説明。2016年03月06日


写真2 落内遺跡(一部)。建物跡①に建つ身舎(母屋・もや)は南半分に3面庇(②・③)が付く特殊形状建物。2016年03月06日


写真3 アマヤ・作業舎の庇(①)。左右の妻側にも庇が延びる。庇の下にユウガオ果実・フクベ
 庇の下でフクベは細紐状に剥かれ、天日干しされて干瓢になる。庭とビニールハウスには干瓢が干されている
 栃木県下野市薬師寺2丁目。2013年06月23日



写真4 庇(①・②)が延びる蔵と作業舎。埼玉県久喜市八甫。2016年03月06日

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 梅香る下野薬師寺跡
 西隣りの落内(おちうち)遺跡は第3次発掘調査中(注1)
 2016年03月06日、現地説明会が開催された
 筆者はKさんと見聞撮
 当地は筆者の里みち・農道歩きのルート

 調査結果は次のよう(注2)
 掘立柱塀(ほったてばしらべい)に区画された敷地内に①~③の遺構などを確認
  ①5棟ないし6棟の掘立柱建物跡、②掘立柱柵、③竪穴建物跡20軒以上
 掘立柱建物跡付近から7世紀中葉~後半の土器が出土
 この土器と掘立柱建物跡が同年代と仮定すると、建物群は豪族・下毛野(しもつけ)氏に関係深い遺構と考えられる
 掘立柱建物の一つは身舎(母屋・もや)の南半分に3面の庇(②・③)が付く特殊形状(写真2の建物跡①)
 この建物跡は、国指定史跡上神主・茂原官衙遺跡(隣接の上三川町・宇都宮市)で確認された3棟とほぼ同じ形状と規模
 同じような建物跡は全国的にもほとんど類例がない 
 竪穴建物跡は出土遺物から10世紀頃の遺構と考えられる
 
 さて、筆者は身舎に付く3面庇の説明を伺い、次の庇を想起
  当地や埼玉県、茨城県の農家に建つ作業舎や蔵の庇(写真3・写真4)
  桁に沿い、張出し幅が広い庇
  庇の下はユウガオ果実や農具などが置かれ、作業可能な空間

 さてさて、掘立柱跡に置かれた玉切り杉丸太は遺構理解に役立つ
 丸太は既知のOMさんが提供(弊ブログ2016年02月24日
 発掘地はOMさんの梨畑だった
 発掘調査を終えると砂をかけ、作土を埋めて畑となる
 早ければ4月から作付けされる

 注1 栃木県下野市教育委員会が2015年11月10日~2016年03月25日に、遺跡2,200㎡のうち1,200㎡を発掘
 注2 典拠は現地説明会資料
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

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なに なさってんですか190 中耕畝立て機を押す男性

2016年03月07日 05時07分43秒 | 農業

写真1 土埃を立て麦の間を進む男性。中耕畝立て機を押している。麦間にはニネンゴゴボウが生えているはず


写真2 麦間に新しい茶色の畝。畝の下にはニネンゴゴボウが伸びているはず


写真3 男性が押す中耕畝立て機。写真2に見えるような畝を麦間に立てる


写真4 畝を立ててない麦間。ニネンゴゴボウの伸びは作土に被われて見えず、ホトケノザが伸びている

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 2016年03月03日
 緑ふさふさに伸びた麦の列
 土埃をたてて男性独り進む
 筆者立つ畦に男性が着いたとき
 今、なに、なさってんですか
 次のよう
  ゴボウに除草剤がかからないように土を被せている
  これから社長が除草剤を振る
  ゴボウが枯れないように
  
 この畑にはニネンゴゴボウを植えてある
 昨年11月28日、ホンバ・本葉3枚が伸びていた(弊ブログ2015年12月29日写真3~写真5
 今年02月04日、ホンバは枯れていた(弊ブログ2016年02月05日写真3
 今、ゴボウの姿はない

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:群馬県太田市藪塚



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