介護保険で医師の意見書を毎月十五枚くらい書いている。時々家族から、判定が軽くなると困るから、重めに書いてほしいという要望がくる。「はあはあ」。と返事をするが、実際には事実を書いている。幸い判定は調査票と合わせ判定会議で決まるから、たとえ軽くなっても、ああそうでしたかで済ますことができる。結果について後から文句を言われて困ることはない。
もっと困るのは伝聞診断書だ。一週間くらい前風邪?で二三日会社を休んだ、治ったので出社したら診断書を要求されたので書いてくれとやってくるお兄さんやおじさんが年に一人二人居る。当然のことだが、診ていないので書けないと断るのだが、暫く沈黙のあと「ああそうか」。と大人しく診察室を出て行った後、受付では診察券をこんなものいらないと投げつけて怒って帰るのが定番だ。手間は取ったけれども、僅かでも料金を頂こうとすれば、一悶着を起こすのは目に見えているので、こういう人からは料金は頂かない。嫌な思いをして学んだ教訓だ。京都の料亭などで一見さんを断られるのが分かる気がする。
*クルム伊達の試合を夜WOWWOWで見ることができた。中盤、顎があがりそうだったが、よく頑張った。ブレイク合戦で粘り勝ち、相手が冷静さを欠き運もあったと思う。四十路の快挙に拍手を送りたい。