5日(土)、モンツァ・サーキットを舞台に実施された2020年FIA F1世界選手権第8戦イタリアGP予選はメルセデスのハミルトンがポールポジションを手に入れた。
フリー走行の様子を見る限り、モンツァでもメルセデス優位の状況に変わりはなかったものの、ギャップは大きく縮まっており、上位勢でも100分の数秒差でポジションが複数変わっている。各陣営が予選とレースに向けた最後の調整に取り組んだ土曜フリー走行はメルセデスを駆るボッタスがトップタイムを刻み、マクラーレンのサインツとノリスが2番手と3番手に続いたものの、ノリスからリカルド(ルノー)、ハミルトン、フェルスタッペン(レッドブル)を含む4人のギャップは0.05秒以下だった。
ベストタイムを刻んだ直後にトラブルに見舞われたリカルドはコース上にストップしてしまい、パワーユニットの問題が疑われていたが、ルノーは燃料ポンプの故障だったと説明しており、無事に予選をスタートさせている。
秋晴れのモンツァにて気温28.8℃、路面温度45.8℃、湿度44.4%のドライコンディションで始まったQ1はスタートから1分が経過したタイミングでハースF1、アルファロメオ・レーシング、ウィリアムズ、フェラーリがドライバーをコースに送り出し、8台が最初のアタックを終えた頃に他のチームも出陣した。
フェラーリはベッテルを先行させてルクレールにトウを与える作戦を取り、1分20秒台を刻んだルクレールだったが、コースリミットを超えたとしてタイムは取り消されている。フェラーリ勢は2度目のアタックには臨まずにピットに引き上げたため、ルクレールはノータイムのまま新しいソフトタイヤに履き替えることになった。
ミディアムタイヤで出陣したメルセデス勢はハミルトンが1分19秒539をマークしてトップに立ち、0.247秒差ながらボッタスも1分19秒台に乗せて2番手につける。ハミルトンは3番手以下に0.5秒以上のリードを築いており、ソフトタイヤを選んだ中で最上位となる3番手にはレーシング・ポイントのペレスが食い込んでいる。
20台のタイムが出そろい、ノックアウトゾーンの16番手以下に並んでいたのはグロージャン(ハースF1)、ベッテル、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、ラッセルとラティフィのウィリアムズ勢。
最初のランと同じミディアムのタイヤセットで再びコースに向かったメルセデスを除く18台がフレッシュなソフトタイヤを履いてQ1終盤のアタックが始まるも、トラフィックが激しく、ポジション取りの攻防戦が繰り広げられた。必死にマシンのペースを引き出そうとしたのはどのドライバーも同じだが、複数台の先頭を走っていたルノーのオコンは後続車の行く手を阻んでしまう格好となり、真後ろにいたアルファロメオ・レーシングのライコネンがフラストレーションをあらわにした他、その後方にいたドライバーたちも思い通りのスピードを出せずに無線で不満をぶつけている。
この渋滞に直面したベッテルはラップを断念してピットに引き上げてしまい、タイムを更新できずにQ1敗退を喫した。ポジションは16番手で予選を終えたグロージャンに次ぐ17番手、他にジョビナッツィが18番手、ラッセルとラティフィは19番手と20番手で予選順位を確定させている。
タイヤ戦略にも注目が集まったQ2は開始と同時にマシンがコースになだれ込み、Q1で渋滞の問題に見舞われたライコネンはタイミングをずらして始動。全車がソフトタイヤを選ぶ中、ボッタスを先頭にアタックラップに臨み、8名が1分19秒台のタイムを記録した。そのトップに立ったのはハミルトンで1分19秒092をたたき出している。ボッタスが0.325秒遅れの2番手に控え、ペレス、カルロス・サインツ(マクラーレン)、フェルスタッペンがトップ5に並んだ。
11番手から後方のノックアウトゾーンにはクビアト(アルファ・タウリ)、オコン、ルクレール、マグヌッセン(ハースF1)、ライコネンの名前が連なったが、クビアトは10番手につけていたアルボン(レッドブル)と0.1秒のギャップしかなく、6番手タイムを残していたチームメイトのガスリーと比べても0.260秒差だった。ルクレールから後ろの3人はユーズドのソフトタイヤでQ2最初のアタックラップを走っている。
一度ピットに戻っていた15名はQ2終了まで3分半となったタイミングで再びガレージを出発し、100分の数秒どころか1,000分の数秒を争うことになった超接近戦を経て、1分18秒952を刻んだボッタスがトップでQ3進出を決めた。ハミルトンが0.140秒差の2番手、サインツ、ペレス、フェルスタッペン、ガスリー、ストロール、ノリス、リカルド、アルボンが予選トップ10入りを確定させ、11番手に終わったクビアトほか、オコン、ルクレール、ライコネン、マグヌッセンはQ2で敗退している。
エンジンモードの規定が変更されたとはいえ、メルセデス勢の速さに変わりはなく、ボッタスは3番手以下に0.7秒以上のリードを築いており、メルセデスコンビがポール争いを繰り広げると予想されたQ3はボッタスが真っ先にコースに向かい、10台が早々にアタックラップを開始した。
ボッタスが1分19秒121を刻んだ後、ハミルトンが0.053秒速くラップをまとめてトップの座を奪い、3番手にペレス、フェルスタッペンが4番手につけてサインツ、ノリス、リカルド、ガスリー、ストロールと続くも、アルボンはコースリミットを超過してタイムを抹消されている。10名のうち、リカルドとアルボンはユーズドのソフトタイヤでアタックして最後のランに新品タイヤを温存したが、ノリス、ガスリー、ストロールの3人は最初のランでフレッシュタイヤを投入した。
エンジンモード規制の影響もなく、変わらぬ速さを見せつけたメルセデス勢がしのぎを削ったQ3のラストアタックは先にコントロールラインを通過したボッタスが1分18秒956を刻むも、0.069秒速かったハミルトンがポールポジションを奪取。ハミルトンのタイムは1分18秒887だった。
メルセデスには0.8秒遅れながら3番手にはサインツが入り、中団グループの接近したバトルを制してベスト・オブ・ザ・レストのポジションを獲得している。サインツに0,025秒届かなかったもののペレスが2列目を手に入れ、そのペレスにわずか0.075秒差で5番手となったフェルスタッペンだが、6番手のノリスとのギャップも0.025秒しかない。7番手にリカルドが入り、ストロールをはさんでアルボンは10番手だった。
オコン、ライコネン、ラティフィが絡んだQ1終盤のインシデントに関しては予選終了後に審議されることになっている。
ホンダPU勢は、レッドブルのフェルスタッペンが5番手といつもの定位置が取れなかったものの、アルボンが9番手、アルファ・タウリのガスリーが10番手、クビアトが11番手とトップ10を全車狙うには良い位置を占めています。
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ベストタイムを刻んだ直後にトラブルに見舞われたリカルドはコース上にストップしてしまい、パワーユニットの問題が疑われていたが、ルノーは燃料ポンプの故障だったと説明しており、無事に予選をスタートさせている。
秋晴れのモンツァにて気温28.8℃、路面温度45.8℃、湿度44.4%のドライコンディションで始まったQ1はスタートから1分が経過したタイミングでハースF1、アルファロメオ・レーシング、ウィリアムズ、フェラーリがドライバーをコースに送り出し、8台が最初のアタックを終えた頃に他のチームも出陣した。
フェラーリはベッテルを先行させてルクレールにトウを与える作戦を取り、1分20秒台を刻んだルクレールだったが、コースリミットを超えたとしてタイムは取り消されている。フェラーリ勢は2度目のアタックには臨まずにピットに引き上げたため、ルクレールはノータイムのまま新しいソフトタイヤに履き替えることになった。
ミディアムタイヤで出陣したメルセデス勢はハミルトンが1分19秒539をマークしてトップに立ち、0.247秒差ながらボッタスも1分19秒台に乗せて2番手につける。ハミルトンは3番手以下に0.5秒以上のリードを築いており、ソフトタイヤを選んだ中で最上位となる3番手にはレーシング・ポイントのペレスが食い込んでいる。
20台のタイムが出そろい、ノックアウトゾーンの16番手以下に並んでいたのはグロージャン(ハースF1)、ベッテル、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、ラッセルとラティフィのウィリアムズ勢。
最初のランと同じミディアムのタイヤセットで再びコースに向かったメルセデスを除く18台がフレッシュなソフトタイヤを履いてQ1終盤のアタックが始まるも、トラフィックが激しく、ポジション取りの攻防戦が繰り広げられた。必死にマシンのペースを引き出そうとしたのはどのドライバーも同じだが、複数台の先頭を走っていたルノーのオコンは後続車の行く手を阻んでしまう格好となり、真後ろにいたアルファロメオ・レーシングのライコネンがフラストレーションをあらわにした他、その後方にいたドライバーたちも思い通りのスピードを出せずに無線で不満をぶつけている。
この渋滞に直面したベッテルはラップを断念してピットに引き上げてしまい、タイムを更新できずにQ1敗退を喫した。ポジションは16番手で予選を終えたグロージャンに次ぐ17番手、他にジョビナッツィが18番手、ラッセルとラティフィは19番手と20番手で予選順位を確定させている。
タイヤ戦略にも注目が集まったQ2は開始と同時にマシンがコースになだれ込み、Q1で渋滞の問題に見舞われたライコネンはタイミングをずらして始動。全車がソフトタイヤを選ぶ中、ボッタスを先頭にアタックラップに臨み、8名が1分19秒台のタイムを記録した。そのトップに立ったのはハミルトンで1分19秒092をたたき出している。ボッタスが0.325秒遅れの2番手に控え、ペレス、カルロス・サインツ(マクラーレン)、フェルスタッペンがトップ5に並んだ。
11番手から後方のノックアウトゾーンにはクビアト(アルファ・タウリ)、オコン、ルクレール、マグヌッセン(ハースF1)、ライコネンの名前が連なったが、クビアトは10番手につけていたアルボン(レッドブル)と0.1秒のギャップしかなく、6番手タイムを残していたチームメイトのガスリーと比べても0.260秒差だった。ルクレールから後ろの3人はユーズドのソフトタイヤでQ2最初のアタックラップを走っている。
一度ピットに戻っていた15名はQ2終了まで3分半となったタイミングで再びガレージを出発し、100分の数秒どころか1,000分の数秒を争うことになった超接近戦を経て、1分18秒952を刻んだボッタスがトップでQ3進出を決めた。ハミルトンが0.140秒差の2番手、サインツ、ペレス、フェルスタッペン、ガスリー、ストロール、ノリス、リカルド、アルボンが予選トップ10入りを確定させ、11番手に終わったクビアトほか、オコン、ルクレール、ライコネン、マグヌッセンはQ2で敗退している。
エンジンモードの規定が変更されたとはいえ、メルセデス勢の速さに変わりはなく、ボッタスは3番手以下に0.7秒以上のリードを築いており、メルセデスコンビがポール争いを繰り広げると予想されたQ3はボッタスが真っ先にコースに向かい、10台が早々にアタックラップを開始した。
ボッタスが1分19秒121を刻んだ後、ハミルトンが0.053秒速くラップをまとめてトップの座を奪い、3番手にペレス、フェルスタッペンが4番手につけてサインツ、ノリス、リカルド、ガスリー、ストロールと続くも、アルボンはコースリミットを超過してタイムを抹消されている。10名のうち、リカルドとアルボンはユーズドのソフトタイヤでアタックして最後のランに新品タイヤを温存したが、ノリス、ガスリー、ストロールの3人は最初のランでフレッシュタイヤを投入した。
エンジンモード規制の影響もなく、変わらぬ速さを見せつけたメルセデス勢がしのぎを削ったQ3のラストアタックは先にコントロールラインを通過したボッタスが1分18秒956を刻むも、0.069秒速かったハミルトンがポールポジションを奪取。ハミルトンのタイムは1分18秒887だった。
メルセデスには0.8秒遅れながら3番手にはサインツが入り、中団グループの接近したバトルを制してベスト・オブ・ザ・レストのポジションを獲得している。サインツに0,025秒届かなかったもののペレスが2列目を手に入れ、そのペレスにわずか0.075秒差で5番手となったフェルスタッペンだが、6番手のノリスとのギャップも0.025秒しかない。7番手にリカルドが入り、ストロールをはさんでアルボンは10番手だった。
オコン、ライコネン、ラティフィが絡んだQ1終盤のインシデントに関しては予選終了後に審議されることになっている。
ホンダPU勢は、レッドブルのフェルスタッペンが5番手といつもの定位置が取れなかったものの、アルボンが9番手、アルファ・タウリのガスリーが10番手、クビアトが11番手とトップ10を全車狙うには良い位置を占めています。
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