13日(土)、北京で開催されたフォーミュラEの開幕戦はファ
イナルラップの最終コーナーまで先頭を争っていたニコラ
ス・プロスト(e.ダムス・ルノー)とニック・ハイドフェルド(ヴェ
ンチュリー)が接触してクラッシュし、優勝はルーカス・ディ・
グラッシ(アウディ・スポーツABT)の手に渡った。
4度の世界王者であるアラン・プロストを父の持つニコラス
はスタートからファイナルラップまでレースをリードするも、
ハイドフェルドが最終コーナーでインを突こうとした際に強
引に防御しようとして両者接触。ハイドフェルドはマシンの
コントロールを失い、コースを横滑りするような形でソーセ
ージカーブに乗り上げ、ガードレールに激突し横転してしま
った。幸い、ケガを負わずに済んだハイドフェルドはまだ傾
くマシンから脱出すると、すでにピットを目指して歩いてい
たニコラスを駆け足で追いかけ、抗議した。
オール電気シリーズは印象的な幕開けを刻もうとしていた
が、物議を醸す結末を迎えることとなった。
残念ながら佐藤琢磨選手は、トラブルでリタイア。
しかし、静かな中でもバトルが繰り広がれ、意外と面白か
ったですね。
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