「自分のことを自分でする」というごくごく当たり前のことができているかどうか、自分の息子にさせている。子供をVIP扱いしないということがいかに大切であるかを身をもって実践している最中である。親がやってしまった方が速いし、すぐに片付くし、きれいになる。しかし、それでは子供が大人になったときに困るのである。それは親が子供を大人にしていないこと、ただ甘やかしているに過ぎない。最近、息子に言っていることは、ベッドを直すこと、朝起きたらおはよう、ハイという返事、靴を並べること、鞄を片付けることである。息子は、野球が上手になりたいと思っている。そこで、野球がうまくなりたいなら、上記のことをやることも大切だよと話している。そのことを素直に受け止めて、言われたらやっている。まだ言われないとできないことも多い。それでもやろうとしている。毎日欠かさずやるとずいぶんと変わっていくのではないと思っている。 バレーの子供たちにも常に躾の三原則のことは言っている。できている子もいればできていない子もいる。できている子は、少しずつ自信をもったプレー、前向きなプレーが多いと感じる。技術的なことと並行して、心もすくすくと育てていきたい。春らしい日差しと共に、子供たちに適度な肥料となる話、大切なことを伝えていきたい。日々努力。