笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

基礎工事の徹底

2011-12-09 23:52:12 | Weblog

 先日から新しく入った子も一緒に練習に参加している。ウォーミングアップ2011から始まる練習では、少しずつ覚えてきているが、自分の体を動かすのに四苦八苦している様子がうかがえる。また、モーションバランストレーニングでは、例えば「バウンド足はさみ」では、バウンドしてすぐ座って足でボールを挟むことがどこをどうやればいいのか、わかっていても体が思うように動かせないでいる。そういうときに、こうしてああしてとは言わないようにしている。いずれは、動けるようになるからである。今は、自分の体と向き合うことが大切だと思う。筋肉と神経を結ぶ回路ができていないからだと思う。それは、すぐにはできない。こつこつとやっていくしかない。自分と向き合うしかない。今の子ども達もそうやってできるようになってきた。いったん回路ができると、いろいろなことにスムーズにできる。その子は、今が始まりだから変なくせがない。これから、身につけていくので、正しい動きを身につけさせることから始まる。今は、できないけれども、努力を積み重ねることで今の子ども達に追いつくのはそんなに時間はかからないかもしれない。

 きょう改めて子ども達に、どこか痛いところはないか聞いてみた。腰、膝、足首などが痛いという子が何人かいた。がんばり過ぎるあまりに無理な体の使い方をしているのではないかと思い、正しい体の使い方などを身につけることに重点を置いて、カメ四股ドリルに取り組ませた。継続し、徹底していることで、素直にドリルに黙々と向き合っている。段階を踏んで徐々に身につきつつある子が増えてきている。基礎工事を徹底してやることが大切だと痛感している。今度の練習では、スパイクのしなやかなスィング作りを徹底してやりたいと思う。日々努力。

コメント (1)
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