子どもを指導するときに最近考えることがある。それは、子どもとの距離である。そのあたりを今までずっと考えてきた。なかなか思うような指導ができないことは私自身の姿勢や口調、態度などもあると思われる。また、一方的な指導だったり、子どもの実態に即していない指導だったように思う。
先日の大会前に、何気なく子ども達と他愛ない話をすることがあった。子ども達は、自分のことを見てほしい、わかってほしいという気持ちが強いことを感じた。何気ない会話が子ども達とのいい距離を生み出すこともあることを感じる。また、きょうの練習の中で子ども達がCクイックを「C.C.レモン」と言って入ってくるなど、子ども達はそんなところに楽しみを見出しながら練習をしていた。
今まで、技術的な指導やいろいろな話しをしてきたが、どうも子ども達にしっくり届いていないような気がしていた。それは、子どもに問題があるのではなく、私自身にかなり問題があることを痛感した。子ども達をその気にさせられないのである。わかっていたつもり、適当にやっていたことをつくづく感じる。私自身がもっと根本から勉強し直さなければならないし、変わっていかなければならないことを感じる。できることから行動していこうと思う。日々努力。