子ども達に「自分のことがかわいいと思っている人?」と聞いたところ、全く手が挙がらず、全員かわいくないと思っているようである。どこがかわいないか聞くと、鼻、声、名前などなど、自分のいろいろなところがかわいくないと思い込んでいるようである。しかし、「○○(名前)はかわいい?」と聞くと、みんな「かわいい!」と言う。
子ども達は、自分のことを過小評価しているなと思った。そこで、前回のボケカマス人間になっていないだろうかと言った。「どうせできない」「やってもむだ」と思っていると、やりもせずあきらめているしまっている人になっていなだろうかと言った。
自分を変える練習として、私が「○○(名前)はかわいい?」と言った後、みんなでその人ことを「かわいい!」と言う。言われた人は「そうでしょ」と返す。そういうことを全員させてみた。みんな笑顔になっている。うれしそうである。でも、はずかしそうにしている人にはもう一度「そうでしょ」と言わせた。
自分のことをかわいいと思える人になってほしいと伝えた。そのことは、自分のことを愛すること、自分を大切にすることにつながると思う。また、自分を大切にする人は人のことも大切にできる人だと思う。
まずは、やってみなければ何も変わらない。自分のことを受け入れられるようになるための練習を積み重ねていくことが大切だと思っている。みんなが笑顔になれるように。日々努力。