先日に大会での反省をノートに書いて提出してもらった。ある子が、とれないボールがあって、ちょっと泣きそうになり、泣かないようにもっと心を強くして、ちゃんと声ももっと出せるようにがんばりたいということを書いてきてくれた。
そこで、子ども達に心を強くするにはどうしたらいいかということを考えてもらった。子ども達は、「厳しい練習をする」「厳しい練習に耐える」「我慢強くなる」「自分に厳しくする」「できるできると自分に自信をもつ」「強いサーブやアタックをあきらめないで手を出してみる」などのことを考えてくれた。厳しくすると強くなるという発想になることを改めて感じた。それは、間違いではないが、強くするという発想をもっと豊かにしたいと思った。私は、いつも子ども達に自分に負けない、克己心の大切さを話している。やさしいボールを楽にとるのではなく、自分に厳しいところでとることの大切さを話している。きょうも、厳しい練習をすることも大切だが、それよりも自分自身にどれだけ厳しくできるかが大切だということを話した。自分次第だということを話した。
そういう話をした後の練習は、動きもしなやかで、軽やかだった。やらされる練習から自分の気持ちで動いている練習になっていることを感じた。
これからも、子どもの心を揺さぶるような指導を心がけたいと思う。日々努力。