年の初めに昨年2007年の国内自動車販売台数の概要を自動車工業会が発表しています。それによれば、昨年の国内新車販売台数は343万台であり、35年ぶりの低水準(軽自動車を除く登録車ベース)に落ち込んでおり、その理由として若者の車離れやガソリン高といった逆風が一段と強まったという分析です。低迷に歯止めがかかる兆しは見えず、自動車メーカー各社は市場縮小を前提とした販売戦略を迫られているのが自動車業界の現状です。
「市場を取り巻く環境は厳しい」。これは自動車業界の賀詞交換会で日本自動車工業会の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)の言葉です。氏は08年も532万台と4年連続で前年割れするとの見通しを示しています。
統計では、新車総数の約3分の2を占める登録車は07年10月、28カ月ぶりに前年同月比でプラスに転じ、11月も増加しましたが、12月は再びマイナスに陥り、プラスを維持できなませんでした。
国内は厳しい状態が続く中で、各メーカーはいやおうなしに海外に出て行くという「悪魔のサイクル」のパターンが続いていくのでしょうか。
仲間健
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000000-mai-bus_all
「市場を取り巻く環境は厳しい」。これは自動車業界の賀詞交換会で日本自動車工業会の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)の言葉です。氏は08年も532万台と4年連続で前年割れするとの見通しを示しています。
統計では、新車総数の約3分の2を占める登録車は07年10月、28カ月ぶりに前年同月比でプラスに転じ、11月も増加しましたが、12月は再びマイナスに陥り、プラスを維持できなませんでした。
国内は厳しい状態が続く中で、各メーカーはいやおうなしに海外に出て行くという「悪魔のサイクル」のパターンが続いていくのでしょうか。
仲間健
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000000-mai-bus_all