<ジャレド・ダイアモンド>
(インターネットによる社会への影響を聞かれて)
インターネットを通じた情報の流れよりも、移民と観光による実際の人の流れの方が、社会へのインパクトが大きいということです。
(なるほど、インターネットばかりが注目されているが、活発になる現実世界の人の流れもしっかりと考慮しないといけない)
<ノーム・チョムスキー>
アメリカが「デモクラシーを広める」という名目のもとに行っている、自分の言うことを聞く抑圧的な政府を支援して民主主義を阻止するというような、他国への軍事並びに経済介入はテロリズムそのものだ。
市場原理だけでは、公害や他社への不利益と言った負の外部性の影響が考慮されないため、政府による気勢は不可避。
唯一、市場原理だけで動いているのが金融部門だが、それゆえに何度も破綻する。
もし、アメリカが「核抑止力」を本気で考えるのであれば、イランの核兵器開発を歓迎すべきということになる。
イランはアメリカの軍事基地に囲まれて、常に脅威にさらされているので、「核抑止」の典型的なモデルになりえる。なのに、アメリカはイランが核武装すべきでないと思っている。なぜなら、アメリカは本気で「核抑止」など考えておらず、「核支配」を考えているからです。本音を明かすべきだ。
これまでにも、核兵器自動発射装置が、解析の間違いによって他国の核兵器発射を何千回にもわたって誤って感知しており、すんでのところで手動で自国の核兵器発射を食い止めてきている。つまり核兵器が存在する限り、遅かれ早かれ核戦争を避けることはできないということです。
アメリカは、過去六十年にわたって圧倒的亜軍事力を備えていたわけですが、平和だったことなどほとんどありません。常に戦争があり、常に破壊があった。武力というものは使いためにあり、早晩使うことになる。金槌を持っていれば、結局使うことになるのです。
巨大な力を力を持つアメリカの企業は、地球温暖化というのは根拠のない仮説にすぎないと、躍起になって大衆の説得を試みていて、しかも成功しつつある。人為的な理由による地球温暖化を信じているのは、人口の三分の一にすぎないわけですから。先の中間選挙を見てください。当選した共和党議員の大部分が、地球温暖化を否定しています。若い共和党リーダーは、「そんなことが起こるわけがない。神が許すわけがないから」と言ったのです。
自由国家では、国内の支配がごくわずかの巨大なパワープレーヤーに集中してしまいがちになる。しかもアメリカでは三分の一が聖書に書いてあることを文字通り信じている。この二つが一緒になると、大変危険なことになります。
<トム・レイトン>
(推薦する図書をきかれて)
すすめるとしたら、歴史、数学、サイエンス、そしてSFでしょう。
将来どうなっていくのか、SFは想像を膨らましてくれる。
<ジェームズ・ワトソン>
たとえば高校でいったい何を教えるのがよいか。ジョージ・ワシントンがアメリカ初代大統領だということを知る必要があるか。日本では、何人の天皇を知っている必要があるか。もちろん、よりよく知っていれば、よりよい決断を下せるわけです。しかし、あることを学ぶということは、ある別のことを学ばないということになる可能性もあるわけで、とすると何を学ぶのが本当に一番いいのか。
これらの問いかけは、「あなたの文化とはいったい何か」という問いに繋がります。
(この箇所を読んでいて、最小限教える必要があるのはなにかと考えた。僕なりの答えは、歴史と数学だ)
多くの人は、非常に忙しく立ち働いているけれども、深く考えずに、単にそれができるからそうしているだけのことなんですね。
脳科学の分野でも全く将来性のない部分があるけれど、多くの人がそれをやっている。それで忙しくしていられるから。どうやって本当に難しいことをやっていいかわからないから。本当の答えを見つけようとするのではなく、単にできるからという理由でやっているんです。
(インターネットによる社会への影響を聞かれて)
インターネットを通じた情報の流れよりも、移民と観光による実際の人の流れの方が、社会へのインパクトが大きいということです。
(なるほど、インターネットばかりが注目されているが、活発になる現実世界の人の流れもしっかりと考慮しないといけない)
<ノーム・チョムスキー>
アメリカが「デモクラシーを広める」という名目のもとに行っている、自分の言うことを聞く抑圧的な政府を支援して民主主義を阻止するというような、他国への軍事並びに経済介入はテロリズムそのものだ。
市場原理だけでは、公害や他社への不利益と言った負の外部性の影響が考慮されないため、政府による気勢は不可避。
唯一、市場原理だけで動いているのが金融部門だが、それゆえに何度も破綻する。
もし、アメリカが「核抑止力」を本気で考えるのであれば、イランの核兵器開発を歓迎すべきということになる。
イランはアメリカの軍事基地に囲まれて、常に脅威にさらされているので、「核抑止」の典型的なモデルになりえる。なのに、アメリカはイランが核武装すべきでないと思っている。なぜなら、アメリカは本気で「核抑止」など考えておらず、「核支配」を考えているからです。本音を明かすべきだ。
これまでにも、核兵器自動発射装置が、解析の間違いによって他国の核兵器発射を何千回にもわたって誤って感知しており、すんでのところで手動で自国の核兵器発射を食い止めてきている。つまり核兵器が存在する限り、遅かれ早かれ核戦争を避けることはできないということです。
アメリカは、過去六十年にわたって圧倒的亜軍事力を備えていたわけですが、平和だったことなどほとんどありません。常に戦争があり、常に破壊があった。武力というものは使いためにあり、早晩使うことになる。金槌を持っていれば、結局使うことになるのです。
巨大な力を力を持つアメリカの企業は、地球温暖化というのは根拠のない仮説にすぎないと、躍起になって大衆の説得を試みていて、しかも成功しつつある。人為的な理由による地球温暖化を信じているのは、人口の三分の一にすぎないわけですから。先の中間選挙を見てください。当選した共和党議員の大部分が、地球温暖化を否定しています。若い共和党リーダーは、「そんなことが起こるわけがない。神が許すわけがないから」と言ったのです。
自由国家では、国内の支配がごくわずかの巨大なパワープレーヤーに集中してしまいがちになる。しかもアメリカでは三分の一が聖書に書いてあることを文字通り信じている。この二つが一緒になると、大変危険なことになります。
<トム・レイトン>
(推薦する図書をきかれて)
すすめるとしたら、歴史、数学、サイエンス、そしてSFでしょう。
将来どうなっていくのか、SFは想像を膨らましてくれる。
<ジェームズ・ワトソン>
たとえば高校でいったい何を教えるのがよいか。ジョージ・ワシントンがアメリカ初代大統領だということを知る必要があるか。日本では、何人の天皇を知っている必要があるか。もちろん、よりよく知っていれば、よりよい決断を下せるわけです。しかし、あることを学ぶということは、ある別のことを学ばないということになる可能性もあるわけで、とすると何を学ぶのが本当に一番いいのか。
これらの問いかけは、「あなたの文化とはいったい何か」という問いに繋がります。
(この箇所を読んでいて、最小限教える必要があるのはなにかと考えた。僕なりの答えは、歴史と数学だ)
多くの人は、非常に忙しく立ち働いているけれども、深く考えずに、単にそれができるからそうしているだけのことなんですね。
脳科学の分野でも全く将来性のない部分があるけれど、多くの人がそれをやっている。それで忙しくしていられるから。どうやって本当に難しいことをやっていいかわからないから。本当の答えを見つけようとするのではなく、単にできるからという理由でやっているんです。
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