アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヒイラギモチ(チャイニーズホーリー) - 於大公園

2017-11-23 20:41:43 | みんなの花図鑑

於大公園は 愛知県東浦町にあります。
於大 は 徳川家康の母、於大の方 のことです。

名札には チャイニーズ・ホーリー と書いてありました。
ヒイラギモチ(チャイニーズホーリー)は モチノキ科の常緑樹で、
モチノキ科共通の 赤い実をつけます。
ホーリー(Holly) というのは モチノキの仲間のことです。
Holy(聖なる)ではありません。
チャイニーズの名のとおり、中国原産です。

ヒイラギモチの 「ヒイラギ」は
葉に大きな鋸歯があるところから付けられたと思われますが、
ヒイラギの葉に似ているのは ほんとは 西洋ヒイラギ(モチ)
のほうです。ただ 西洋ヒイラギは 日本では 希少です。

このヒイラギモチは地植えですが
背丈はそんなに高くありません。
外から見ると 実付きが少ないのですが、
外側の古い葉をどけてみると 内側に 写真のような↑
若い葉と実が いっぱい 成長していました ( ^)o(^ )





ツルウメモドキ - 愛知県常滑市 前山ダム

2017-11-23 20:09:20 | みんなの花図鑑


きょうは 行く先々で ツルウメモドキに出会いました(^^
これは 知多半島最大のため池 前山ダムの周回道路沿いに
あったものです。

先ほどの豊田市の道路沿いのものより
果皮の割れが 進行しているものが多いようです。

それにしても 前山ダムの ツルウメモドキ
こんなにあるとは知りませんでした。
緑のときは 目立たないんですね。

ダム軸左岸の道路沿いにも ツルがありましたが、
木の上のほうにあり 望遠もってないので撮れませんでした。

ところで、オニツルウメモドキという蔓もあるそうで、
果実の写真を見ましたが ツルウメモドキと全く同じで
区別がつきません。
なんでも、裏面の葉脈に突起状のものがあるものを
オニツルウメモドキ と呼ぶそうです。
果実のほうばかりに気を取られているので、
このツルが どちらか また次回行ったときに
確認してみたいと思います。


ツルウメモドキ - 愛知県豊田市

2017-11-23 19:29:37 | みんなの花図鑑

豊田市の幹線道路沿いの ツルウメモドキ です。
ようやく 果皮が3裂し、中から真っ赤な種子が
顔を出し始めています。
ことしはやや 例年より遅れ気味なのかな?

生け花の材料としてよく使われます。
このポイントは、道路沿いの目につくところにあるので、
業者に根こそぎ もっていかれはしないかと
ひやひやしているのですが ・・・
今のところ 大丈夫なようです。

橙赤色に見えるのは仮種皮。
そのなかに本当の種子がある。
ニシキギ科は皆そうなっていて、
ニシキギのほんとの種子は 白いけど、
ツルウメモドキの種子は 灰色っぽいそうだ。

この果皮はよく弾けているが、
実は 茎(ツル)が 手前で 折れてしまっている。
そのため、急速に(強制的に)熟成したもの。