河川敷の イネ科の植物、こんどは モロコシ属の セイバンモロコシ。
一枚目は、果実です。(いかにも 穀物 っという感じです。)
で、その花は というと、こんな感じ。↓
まず、目につくのは バナナの房みたいなの。
おしべ です。
よくみると、プラスチックのブラシみたいなのも 小穂から出ています。
これが めしべ。
えっ、写真が小さくて よく分からん (◞‸◟)
では、これではどうでしょう。(クリックすると 拡大します)
バナナの房のような おしべ ですが、非常に細い糸で ぶら下がっています。
ちょっとの風でも 吹き流しのように振れます。
イネ科の雄しべは このようなのが多いです。
もう一枚、おしべ が分かるものを。
バナナの房みたいな黄色かった おしべ も、花粉を放出して 褐色になっています。
よく見ると、バナナの房の先に 2つの穴があるのが分かります。
風に吹かれて ここから花粉を飛ばしたんでしょうね(^^
もういっぽうの めしべ はというと、
やはり こんなブラシ状です。
いまは 赤紫色ですが、出始めは 白っぽいのだと思います(←未確認)。
おしべ と めしべ 両方が写っている図です。
両方とも 赤紫色をしているので、おしべは花粉を放出し、
めしべ も受粉を終えている状態なのでは? と思います。
これも おしべとめしべ 両方が写っていますが、
おしべの ほうは 黄色く、葯の先に穴が開いていません。
なのに、めしべが 赤紫色になっています。
どうも、おしべ期 と めしべ期 が あいまいなようです。