アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ホトトギス - 於大公園(愛知県東浦町)

2018-10-11 19:54:05 | みんなの花図鑑

ユリ科ホトトギス属。



花披片は長さ1.5~2㎝、開出し、白色に紅紫色~紫色の斑点がまばらにつく。
斑点は 花柱にもつく。
この斑点状の縞模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているのでその名をもらったということだ。



横から見ると3枚の外花被片の根元がこぶになっているのが面白い。
この内側に蜜が出ているのだが袋の中にたっぷりたまっているというわけではないそうだ。



日差しの中でとてもきらきらしている。よく見ると雌しべには水滴のようなものがびっしり付いている。これは腺毛の類だそうだがいったい何のためか。


ヒメクグ - 於大公園(愛知県東浦町)

2018-10-11 19:49:57 | みんなの花図鑑

先ほどの タンポポの丘の 緑の芝生の実態の一つが
この カヤツリグサ科のヒメクグ。
ウチの庭にも 生えてくる雑草ですが・・・



花が 球形なので、人の目につきやすい。



3枚の長い苞葉が たいてい付いています。



よく見ると、小穂に 黑っぽい粉のようなものがついています。
たぶんですが、雄しべの葯が花粉を放出し終わった後、ではないかと。
もうすこし、クローズアップして見るべきでした (T_T)


キダチチョウセンアサガオ - 於大公園(愛知県東浦町)

2018-10-11 19:34:35 | みんなの花図鑑

ナス科キダチチョウセンアサガオ属。
キダチショウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)というより
エンゼル・トランペットの名のほうが 分かりやすいでしょうか。



1年草で花が上向きにつくチョウセンアサガオ=ダチュラの仲間に対し、
低木になり花が下を向くのがキダチチョウセンアサガオ。



やっかいなことに、キダチチョウセンアサガオと
コダチチョウセンアサガオっていうのは
学名も異なる別品種で、
ガクの先端で見分けるらしいんだけど、
どっちも漢字で書くと「木立朝鮮朝顔」で同じだし、
交雑園芸品種もあるようなので、
実質的に区別はつけにくそうです(´v_v`)



タンポポ - 於大公園(愛知県東浦町)

2018-10-11 19:20:19 | みんなの花図鑑

キク科タンポポ亜科のタンポポは種類が非常に多く、
分類が難しい植物と言われています。
夏以降に見られるタンポポはそのほとんどがセイヨウタンポポ。
セイヨウタンポポの総苞片は下に反り返っているので、分かりやすいです。



たんぽぽの花言葉は『愛の信託』と『別離』といった、恋愛にかかわるものばかり。
たんぽぽの綿毛を1本ずつ「好き」「嫌い」と交互に抜いて恋占いをする習慣は
とくにヨーロッパで古くから用いられてきました。


チャ - 於大公園(愛知県東浦町)

2018-10-11 19:05:39 | みんなの花図鑑

茶の木はツバキ科ツバキ(カメリア)属の植物です。
雄しべの数が 尋常じゃない (@_@)



花弁とがくはそれぞれ5枚づつあります。
花は下を向いて咲きます。



お茶の花は10月から12月に花を咲かせます。



花のあとは、緑色の実ができます。
熟してくると実の表面は茶色くなってきます。
翌年の、花の咲くころ、
お茶の実の表面がはじけて
中から3個くらいタネが出てきます。