アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キンエノコロ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-10-08 18:10:17 | みんなの花図鑑

エノコログサは イネ科です、
形が面白いので、ふだん、科は あまり意識しないのですけれど。



毛が黄金色なので キンエノコロですけど、
そもそも 剛毛(総苞毛)は何のためにあるのでしょうか?



wikiには 「イヌビエなどの穂から出る毛は、小穂を包む鱗片(穎)の先端から伸びる芒であるが、エノコログサの場合、この毛は芒ではなく、小穂の柄から生じる長い突起である。」
とある。



もうひとつ、分からないことが・・・
めしべ や おしべは どこに??


キシュウスズメノヒエ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-10-08 01:25:59 | みんなの花図鑑

先ほどの アメリカスズメノヒエ と同じく
Vサインを出しているのが キシュウスズメノヒエ。
アメリカ のほうは Vの長さが 10cm以上ある。
キシュウ のほうは 5cm程度。



緑のイネの籾(もみ)のようなのが 小穂(しょうすい)。
他の花でいうと 小穂 は 子房 だね、受粉すると これが成熟して 果実になるというわけ。



その小穂から 紫のブラシみたいなのが出ています。
これが めしべの 柱頭。
ここで 風に乗って飛んできた花粉を 受け取ります。



ブラシの他に 大豆の鞘みたいなのが 細い白い糸に吊り下がっています。
これが おしべ の葯。



葯の先端には 穴が開いていて、
少しの風が吹いても 葯が振れ、
穴から 花粉が放出されます。

よくわからないけど、中央の めしべ柱頭に 丸いぽつぽつみたいなのがついている。
もしかしたら、これが花粉なのかしらん (←未確認)

アメリカスズメノヒエ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-10-08 01:11:25 | みんなの花図鑑

Vサインを作っているのが アメリカスズメノヒエ。
Vサインを作るものには リュウキュウスズメノヒエ があるが、
こちらは アメリカ よりも 小さい。



スズメノヒエ属は 共通して
穂が ▼▼▼▼▼▼ ←こんな状態でついているように みえる。



紫色の ブラシ状のものが 小穂(イネでいう籾(もみ))から出ている。
これが めしべの柱頭。
Xの字形をした袋のほうが 雄しべの葯。



おしべは 非常に細い白い糸で ぶら下がっているだけ。
少しの風が吹いても くるくる回る。



葯の先端には 穴が開いている。
風が吹くと、ここから 花粉が放出されるというわけだ。


オギ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-10-08 00:32:31 | みんなの花図鑑

ススキがどちらかというと 乾燥した場所が好きなのに対し、
オギ は 湿った場所が好き。



白い毛の長いのが オギ。小穂の3倍くらいある。
ススキ は これほど長くない。



小穂から ブラシのようなものが出ている。
これが めしべ(の柱頭)。






ブラシみたいな めしべ(の柱頭)のほかに、
細い糸に ぶら下がっているX字型のが おしべ(の葯)。



オギの 毛は 薄く、軸が透けて見える。



小穂 (イネのもみ に相当)は 中に1個の種子をもつが、実際には 無いものも多いという。