アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クジャクソウ - 西尾市憩の農園

2018-10-18 18:26:26 | みんなの花図鑑

キク科のクジャクソウ。
別名は 孔雀アスター。



英名 frost aster。
クジャクソウの花が咲いている様子がまるで星のようで、
霜が降り始める秋の暮れ頃まで咲き続けていることから、
霜の frost、星を意味するギリシャ語のasterを組み合わせ 英名となった。



原産は北アメリカで、園芸品種として戦後日本に渡来して来た。



和名は 花が密集して姿が孔雀の羽を広げたように見えることから付いた。



キク科シオン属。
舌状花は、白色、紫色、淡桃色、青色などがあり、中心の筒状花は黄色。


カンガルーポー - 西尾市憩の農園

2018-10-18 17:54:25 | みんなの花図鑑

面白い花に出会った。
以下、「みんなの趣味の園芸」より引用。



カンガルーポーは、カンガルーの前足のような形のユニークな花を年1回咲かせる多年草です。



花は穂のように何輪も連なり、横向きに片寄ったような独特の開き方です。



花は茎とともに細かい毛が密生し、細長い筒状で、先端が6つに裂けています。


コアカザ - 愛知県安城市OZ

2018-10-18 11:08:53 | みんなの花図鑑

ヒユ科(←アカザ科)アカザ属。
アカザ属には 非常によく似た アカザ、シロザ、コアカザがあり、
若い葉のときは トップの葉の色で アカザ、シロザの区別が
可能だが、花では ほとんど区別できないといわれてます。
ただ アカザ、シロザは 1m以上になるけど、
コアカザは それ以下の草丈なので コアカザ としておきます。



こんな花を付けます。
ただ、花期は 6〜8月。(野に咲く花)とあるので、
シロザの間違いかも。
(シロザの 花期は 9〜10月)



コアカザでも シロザ にしても
萼片5個で花弁は無い。
萼片の縁が白く縁取られている。
雄しべ5個、雌しべ1個。



葉の一部が真っ赤に紅葉している。
なので、アカザ属と分かる。



地味な花が終わると、写真のような果実を実らせる。



まだそれほど赤くないが、果実全体がルビーのように輝く。


ヒレタゴボウ - 愛知県安城市SD

2018-10-18 10:46:08 | みんなの花図鑑

アカバナ科チョウジタデ属。
花弁が4枚。
同じ属の良く似た チョウジタデや ミズキンバイ は 5弁花が多い。



花弁裏側。
意外と ひだがある。



雄しべは4個。花粉があふれかえっている。
丸い大きな柱頭。
この下にある 長い子房へとつづく。



花後の ヒレタゴボウ。
子房は 萼に包まれている。



それを 斜め上から見たところ。
やがて 美しく紅葉する。


アメリカキンゴジカ - 愛知県安城市SD

2018-10-18 10:26:51 | みんなの花図鑑

撮影は 午前 11:30ごろ。
アメリカキンゴジカは 昼前の1時間くらいしか咲かない。
「ゴジカ」は「午時花」。



アオイ科の キンゴジカ属の植物。
キンゴジカ は 東南アジア原産。午後に咲く。
アメリカキンゴジカは ↑に似て 熱帯アメリカ原産であることに因る。



アメリカキンゴジカの花弁は 左右が非対称。
完全に開くわけでもなく、半開き状態で気楽ことが多い。
ネットで キンゴジカの花を見ても、
アメリカキンゴジカとの違いが分からないほど よく似ている。



アメリカキンゴジカの1つの果実には5個の分果があり、
各分果には種子が1個づつ入っています。



花は お昼近くには もう萎みだします。
花弁が内側に萎むときの力で、自家受粉が行われるようです。