アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

レンゲソウとツメクサの仲間 ‐ 田の畦

2021-04-13 20:46:07 | みんなの花図鑑
レンゲソウ

花を見てレンゲソウだと思ったのですが・・・



葉っぱを見ていたら レンゲとツメクサの仲間との区別が分からなくなりました。

レンゲソウというのは ふつう

このような葉をしています。

ところが この草の葉は こんななのです↓


これは クローバー(シロツメクサ)の葉ではないでしょうか?



















シロツメクサ (クローバー)

こんどは シロツメクサ です。シロツメクサ は いわゆるクローバーです。



まぎらわしいことに、先ほどの レンゲ と思った赤紫色の花と一緒に生えています。
先ほどの葉っぱは ひょっとしたら このシロツメクサのものだったのかもしてません。



「シロツメクサ(白詰め草)」の名前の由来は 割かし有名で 以下のとおり(^_-)-☆

 「シロツメクサの名前の由来は、江戸時代に渡来したガラス製品(ギヤマン)が割れないように衝撃緩衝材として乾燥させたクローバーを箱の詰め物に使っていたため、白い花の詰草ということでシロツメクサと呼ばれるようになった。」(秘中の秘「シロツメクサの名前の由来は?」)



ミツバチが来ていました。



このミツバチも 洋種なのか、ジャポニカ なのか、分かりません (ToT)





ベニバナツメクサ (ストロベリートーチ)

これは 田んぼの畦ではなく、畑に生えていました。



でも、ほとんど野生化しています。



ベニバナツメクサというより 「ストロベリートーチ」「ストロベリーキャンドル」の名のほうがよくつかわれているかもしれません。



ツメクサ(詰め草)の仲間(アカツメクサ、シロツメクサ、ベニバナツメクサ)は みな「マメ科シャクジソウ属」の植物です。
(レンゲソウもマメ科です。属は ゲンゲ属)
ところが 前に何もつかない「ツメクサ」(漢字で「爪草」)という植物があって、こちらは ナデシコ科ツメクサ属の植物で、全然違います。



拡大すると、やはりクローバーなどと同じ マメ科の蝶形花のかたちをしています。




コメツブツメクサ

いちばん目立たないツメクサの仲間が、この コメツブツメクサ。



「コメツブ」は米粒のように小さいところから。




葉も シロツメクサ(クローバー)と同じく3つ葉(3枚の小葉)で構成されてます。



でも、一つひとつの花は マメ科の蝶形花ですね


樹に咲く花 (34) ヤマモミジ

2021-04-13 09:31:13 | みんなの花図鑑

若葉も真っ赤なモミジです。場所は安城デンパーク。
樹名板があって
「ヤマモミジ ’トロンペンブルグ’ ムクロジ(カエデ)科 園芸品種」とあります。



カエデは雌雄同株で雌雄異花。




雌雄のうち、まず雄花が先行するようです。



同じ株ですが、こちらの花は おしべの花粉が見えません。



やっぱり、翼果のかたちをした子房をもった雌花でした (^^♪