今度は 名前でなく 花のかたちがよく似た2つの花です。
ワスレナグサ

最初は、花壇に咲いていた ワスレナグサ。
ワスレナグサは ムラサキ科 ワスレナグサ属。
どこにも問題はないように見えます。

ところが、wiki 「ワスレナグサ」を読むと、こんがらがって分けわからなくなってきます(ToT)
「ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。
狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。
ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ (M. alpestris)、エゾムラサキ (M. sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。」
というのです。

このワスレナグサは花壇に植えてあったので、雑種(園芸種)のワスレナグサということになります。
花径は大きく7~8mmくらい。
それに対して、真のワスレナグサ(True forget-me-not)のほうは 花径ももう少し小さく、何よりも野草っぽいです(^_-)-☆ (妖精からの贈り物「シンワスレナグサなど」)
ヨーロッパ原産で水辺に生え、日本には観賞用として導入したものが、「 1950年代から北海道,長野県で野生化」しているそうです。

(出典:国立環境研究所・侵入生物データベース「日本の外来生物・シンワスレナグサ」)

「花冠の喉部の付属帯は5個、鱗片状。花冠裂片は5個、平開し、丸形、縁は回旋状。」(三河植物観察「ワスレナグサ」)

「雄しべは筒部の内部にあり、葯は卵形~楕円形、先は鈍形。子房は4室、普通、卵形、密着し、レンズ形、直立し、平滑、光沢があり、基部に付着跡がある。」(同上)
キュウリグサ

こうして 花だけアップで撮ると、水色のワスレナグサとどこが違うんだというくらいよく似ています。
でも 花は ワスレナグサと比べるとずっと小さいです(花径2~3ミリくらい)。

これは別のところ(前山ダム)で撮った キュウリグサです。この日は小雨が降ってました。

キュウリグサというと 必ずと言っていいほど「さそり型花序」という言葉が出てきます。
ところが、「さそり」という動物を見たことがない(いや、見たことはあるのだろうが じっくり観察したことがない)ので、
サソリのしっぽ
と言われても何のことかよく分かりません (ToT)
色々調べると、キュウリグサの茎はまっすぐ立ち上がってるのでなく 上のほうはクルリと巻いているのだそうで、この形が 「サソリの尾」のようだというらしいのです。
でもサソリはちかしいものじゃないので、いっそのこと
ゼンマイのようにクルリと巻いている
じゃまずかったのかなぁ? それならよく見てますけど (´v_v`)

(無料イラスト 作者:kanikanisanさん)

5弁花の中に 黄色いドーナッツ状の副花冠(corona コロナ)があります。
(ワスレナグサのときは 「花冠の喉部の付属帯」といっていたものです。花のコロナ(副花冠)は花弁やおしべが変化したものです)
少しだけ雄しべの葯が見えています。
ワスレナグサ

最初は、花壇に咲いていた ワスレナグサ。
ワスレナグサは ムラサキ科 ワスレナグサ属。
どこにも問題はないように見えます。

ところが、wiki 「ワスレナグサ」を読むと、こんがらがって分けわからなくなってきます(ToT)
「ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。
狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。
ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ (M. alpestris)、エゾムラサキ (M. sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。」
というのです。

このワスレナグサは花壇に植えてあったので、雑種(園芸種)のワスレナグサということになります。
花径は大きく7~8mmくらい。
それに対して、真のワスレナグサ(True forget-me-not)のほうは 花径ももう少し小さく、何よりも野草っぽいです(^_-)-☆ (妖精からの贈り物「シンワスレナグサなど」)
ヨーロッパ原産で水辺に生え、日本には観賞用として導入したものが、「 1950年代から北海道,長野県で野生化」しているそうです。

(出典:国立環境研究所・侵入生物データベース「日本の外来生物・シンワスレナグサ」)

「花冠の喉部の付属帯は5個、鱗片状。花冠裂片は5個、平開し、丸形、縁は回旋状。」(三河植物観察「ワスレナグサ」)

「雄しべは筒部の内部にあり、葯は卵形~楕円形、先は鈍形。子房は4室、普通、卵形、密着し、レンズ形、直立し、平滑、光沢があり、基部に付着跡がある。」(同上)
キュウリグサ

こうして 花だけアップで撮ると、水色のワスレナグサとどこが違うんだというくらいよく似ています。
でも 花は ワスレナグサと比べるとずっと小さいです(花径2~3ミリくらい)。

これは別のところ(前山ダム)で撮った キュウリグサです。この日は小雨が降ってました。

キュウリグサというと 必ずと言っていいほど「さそり型花序」という言葉が出てきます。
ところが、「さそり」という動物を見たことがない(いや、見たことはあるのだろうが じっくり観察したことがない)ので、
サソリのしっぽ
と言われても何のことかよく分かりません (ToT)
色々調べると、キュウリグサの茎はまっすぐ立ち上がってるのでなく 上のほうはクルリと巻いているのだそうで、この形が 「サソリの尾」のようだというらしいのです。
でもサソリはちかしいものじゃないので、いっそのこと
ゼンマイのようにクルリと巻いている
じゃまずかったのかなぁ? それならよく見てますけど (´v_v`)

(無料イラスト 作者:kanikanisanさん)

5弁花の中に 黄色いドーナッツ状の副花冠(corona コロナ)があります。
(ワスレナグサのときは 「花冠の喉部の付属帯」といっていたものです。花のコロナ(副花冠)は花弁やおしべが変化したものです)
少しだけ雄しべの葯が見えています。