アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

樹に咲く花 (46の2) ベニバナトチノキ、トチノキ

2021-04-26 18:12:20 | みんなの花図鑑
安城デンパークのベニバナトチノキは 「樹に咲く花 (46) トチノキ、ベニバナトチノキ」でつぼみの状態を報告していますが、わずかの間に だいぶ開花してきました。



ベニバナトチノキ

ベニバナトチノキは ムクロジ科トチノキ属の落葉高木。
近寄れないので、コンデジの望遠側で。



紅色には濃いものから薄いものまで幅がある。(みんなの花図鑑)




ヨーロッパ原産の西洋栃の木 (セイヨウトチノキ)と北アメリカ原産のアメリカ紅花栃の木(アメリカベニバナトチノキ)の交配種である。(同上)




西洋栃の木 (セイヨウトチノキ)はフランス語名のマロニエとして親しまれている。(同上)




ひと房だけ、こんな色をしていました。




トチノキ

トチノキのほうは さらに背が高く、近づくことが出来ません。
水気を好み、適度に湿気のある肥沃な土壌で育つ。(wiki 「トチノキ」)




大木に成長し、樹高25m、直径1mを超えるものが少なくない。葉も非常に大きく、全体の長さは50cmにもなる。(同上)




一つの花序の中に雄花と両性花をつけます(花序のほとんどが雄花で下部の一部が両性花)。




雄花はクリーム色の花にみえます。ピンクの花が雄しべと雌しべのついている両性花ということです。






樹に咲く花 (48) キリ科のキリ

2021-04-26 08:00:24 | みんなの花図鑑

キリは キリ科。至極当然なように思うが、これが昔は ゴマノハグサ科だったらしい。
豊田市で撮影。



かつてシソ目ゴマノハグサ科には キリ属のほかに、ツタバウンラン、キンギョソウ、アゼナ、フジウツギ(ブッドレヤ)などの唇形の花をもつ属が含まれていましたが、これらは新しい分類体系で 別の科に移され、キリ属はキリ科として独立したのだそうです。



かつてのゴマノハグサ科(シソ目)の花には唇形の花が多いですが、それらとは 大きさが違いますよね




キリの花は 高いところに咲いていて、上の花のように 花弁と雄しべがすっぽり抜け落ちて地面に落下していて、気が付くことが多いです。




花はあっというまですが、果実は 花弁と雄しべが抜けてから、じっくりと時間をかけて大きくなっていきます。












今度は・・・

豊田安城自転車道を通って 安城市の桐の木までやってきましたが・・・




このとおり、去年の果実の抜け殻が大量についているばかりでした。
株によって、こんなに 時期が違うんですね