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シャクナゲは園芸で使われる分類であり、植物学的な分類ではない。(Flolaof Mikawa 「セイヨウシャクナゲ」)
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ツツジ属(genus Rhododendron)のうち、シャクナゲ亜属[無鱗片シャクナゲ] (subgenus Hymenanthes)の原種及びその系統のハイブリッドなどの園芸品種のうち、花が枝先に房状に多数集まって咲くものを日本ではシャクナゲと呼んでいる。(同上)
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葉は常緑、大きい。(同上)
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欧米では アザレアAzarea 以外のものをRhododendron ともいうが、Rhododendronは雄しべ10以上、常緑のものを指し、有鱗片シャクナゲ節を含むため、日本のシャクナゲとは完全には一致していない。(同上)
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また、植物学的な分類ではヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)がsubgenus Rhododendronである。(同上)
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日本産の原種を元にした園芸種をニホンシャクナゲ、欧米で育成された園芸種をセイヨウシャクナゲと大別している。(同上)
’ルーズベルト’
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セイヨウシャクナゲはもともと中国や日本などアジア産のものが元になったものであり、日本産のシャクナゲが交配親として使われているものもある。(同上)
’’貴婦人’
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また、ヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)subgenus Rhododendronのビレア節の種もシャクナゲに入れることもあり、イソツツジ節にもシャクナゲによく似たものもある。(同上)
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さらに、アザレオデンドロン(Azaleodendron)と呼ばれる落葉のレンゲツツジ亜属 subgenus Pentantheraと常緑のシャクナゲ亜属(無鱗片シャクナゲnonscaly rhododendron) subgenus Hymenanthesのハイブリッドもある。(同上)