アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

樹に咲く花 (37) トウカエデ

2021-04-16 20:08:40 | みんなの花図鑑

柳川瀬公園(豊田市)のトウカエデです。
トウカエデの花は 雌雄同株で一つの花序に雄花と両性花が混じって咲く、ということのようです。
とすると、左が 雄花? 右が 雌花? (^_-)-☆




柳川瀬公園のトウカエデは(ここだけではないと思いますが、ここのトウカエデの花序はとくに)わっと球形になって咲いています。ネットで調べると、こういう咲き方を散形花序というのだそうですが、散形?ではなく 球形?花序です。




上が雌花、羊毛みたいなYの字の白い部分が めしべの柱頭。
その下は(たぶん)雄花。




雄花らしきほうをアップで観察しています。
数えると雄しべは7本しかありませんが、花粉を入れた葯が大きく膨らんでいます。
おしべの根元に 白い毛で覆われた突起がありますが、退化しためしべでしょうか?(未確認)




ピントの合った3つの花。
左のは おしべが大きいから、雄花でしょう。
真ん中のは めしべの柱頭が上に伸びて、その下に 翼果の格好(ブーメラン型)をした子房がはっきり見えるので、雌花でしょう。
右は こんどはまた 雄花のようです。




雌花は 白い毛羽だった柱頭が目印になりますが、その下の子房もほぼ果実の格好をしています。




柱頭は成熟すると 羊の角のようにカールするようです。




雌花のおしべも、翼果のこちらに4個、たぶん向こう側にも4個あるのだと思います。現在はこのようにはっきりしていますが、何千年後、何万年後には 消えてなくなる運命にあるのでしょう。




言い忘れました。
めしべや雄しべは上を向いていますが、これは花序を手に取って写したもので、通常は下を向いています。



ハルジオン - 春咲くシオン

2021-04-16 08:01:26 | みんなの花図鑑

ハルジオンの花名の由来は、同じキク科で秋に咲くシオン(紫苑)にちなんで、春に咲くシオン(紫苑)でハルジオン(春紫苑)という名前が付けられたと言われています。(LOVEGREEN「ハルジオンの花言葉」)




撮ったのは 久しぶりに行った へきなんたんトピアのエコパークでした。



以下、ノーコメントですが、春に咲くシオンを お楽しみください(^^ゞ