
アンゲロニアというのは 属名の Angeloniaのことで、ギリシャ語・ラテン語のAngelos 起源の名前で、花のかたちが「エンジェル(天使)」のようだからというのですが・・・

私は最初、「アンゲロニア」という名前を聞いたとき、地獄で断末魔に叫んでいる餓鬼のような姿を思い浮かべました (´∀`)
参考 餓鬼道


おまけに その口の中は いぼいぼだらけだし・・・
歯は2本しか残ってないし・・・

ちなみに 西洋の一神教の「天使」は現代日本人が使う「エンジェル」とは程遠い存在のようです。
世界大百科事典 第2版の【天使 angel】の解説によると
「人間よりも上位の存在として創造された純粋に精神的な実体をいう。〈使者〉を意味するギリシア語angelosに由来する。その起源は旧約および新約聖書にしばしば登場する〈主(神)の使い〉であり…」
とあります。

「アブラハムがその子イサクをいけにえとして献げようとしたときに主の使いが介入し(《創世記》22:11~18)…」(同上)
(なぜ我が子をいけにえに? 神との契約???
根本的に 分からないですねぇ (´・ω・) 一神教ではないから)

それより(名前より)実態(実体)を観察しましょう( ^)o(^ )
以下、去年の8月、撮影したものです。
雄しべは4本のようです。

下についているのが めしべのようです。