アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

カワラナデシコ - 秋の七草

2021-07-16 22:26:23 | みんなの花図鑑

秋の七草の「ナデシコ」は このカワラナデシコのことです。



愛知県緑化センターでは1か月以上前に咲いていましたが、ここ矢作川の河川堤防のカワラナデシコは これからのようです。



雄しべは10本、花柱は2本伸びています。







番外で・・・(Water Effect Gif が復活しました)

このアザミは ノアザミですか?

木の実クイズ(下) ‐ 解決篇

2021-07-16 17:30:00 | みんなの花図鑑
A.7

北海道から九州までの日本各地、朝鮮・台湾・中国・ヒマラヤにも分布する落葉高木。


答えは ミズキ科の ミズキ でした。


ミズキの名前は、樹液が多く、春先に枝を切ると、水のような樹液がでることからといわれてます。
仲間に、クマノミズキ、ハナミズキがあります。





A.8

ヒントに書いたように、「春に 新しい葉が出てくると、古い葉がそれに譲るように落葉するところから」
答えは ユズリハ でした。


ユズリハ は 雌雄異株。雌株の雌花は非常に可愛いです。
が、注意してみないと気づかないほど小さいです。


ついでに、雄株の雄花です。
雄花は、花弁も萼片もなく、雄しべだけですが、バナナの 房のような感じで、たくさんつきます。葯が赤紫色をしているので、雌花序より雄花序の方が目立ちます。





A.9

昔は お正月の羽根つきの玉、この果実の種子で作っていました、というこの木は?
答えは でした(^^)/
ムクロジは「無患子」と書きます。<こどもが患らうことのないように>という意味で、寺社の境内に植えられることが多い木です。



これは 昨年撮ったムクロジの実です。


種子は 親分子分になってます (´∀`)






A.10

これは 今回、於大公園(東浦町)で撮った画像です。
私は これを ニワウルシ(シンジュ(神樹))
のつもりでクイズにしましたが・・・


以前、矢作川河川敷で撮った ニワウルシ(以下)と比べてみると、果実がかなり違ってます。

ニワウルシの花


ニワウルシの果実


果実拡大 (以上3枚、2018年6月1日@矢作川河川敷)

というわけで、質問の木が ニワウルシでない可能性も出てきました。
何か思い当たる木があれば、恐れ入りますが、お知らせください m(_ _)m







A.11

カエデ科のこの木は イロハモミジ または イロハカエデ です。
なぜ イロハモミジと分かるかというと・・・



翼果の翼が竹トンボの羽根のように水平に伸びています。

見分けのポイントは、翼果。ヤマモミジとオオモミジは、翼果はブーメラン形かU字状となり、実は葉の下からぶら下がるように付く。オオモミジはヤマモミジよりも翼果が大きく、またU字状を呈するものが多いという傾向がある。一方、イロハモミジの実は一番小さく、翼果は竹とんぼのように、水平に開く。
(森と水の郷あきた「樹木シリーズ22 ヤマモミジ、イロハモミジ、オオモミジ」)






A.12

ちょっとウワミズザクラを思わせる房咲きの白い花、
この木は リョウブ です。
ヒントにも書いたように、漢字で 「令法」と書きます (^^♪
昔は飢饉のときの救荒植物として利用されたのです。
「令法」という名は、救荒植物として育て蓄えることを法で決められたからといわれてます。


この花が 果実になると、こんな風で、とても地味になります。



でも、拡大して見ると、それなりに面白い( ^)o(^ )


以上になりますが、脳トレになりましたでしょうか ( ^)o(^ )


木の実クイズ(下) ‐ 問題篇

2021-07-16 10:40:16 | みんなの花図鑑
木の実クイズ12問の中うち、後半の6問です
ただし、PCの動きが遅く再起動かけたら、

と表示され、1時間待ってもWindowsが起動しません (ToT)
〔後記〕
結局、1時間50分後、再開することが出来ました。Windows Update は自動でやると、バグだらけのモジュールを組み込むことがあるので、手動でUpdateする設定にしてあったのですが、最近、期限切れで、自動アップデート設定に戻っていたようです。

それでは、すこしコメントを入れてみますね


Q.7

北海道から九州までの日本各地、朝鮮・台湾・中国・ヒマラヤにも分布する落葉高木です。


葉脈の筋がはっきりしているのがこの科の特徴です。


秋に黒く熟します。
ヒント:3文字です





Q.8

冬でも緑の葉を見せてくれます。葉の下に 青い実が出来ています。


葉柄は赤紫色なのも、大きな特徴。
(これだけは、5月6日@堀内公園(安城市))



ヒント:春に 新しい葉が出てくると、古い葉がそれに譲るように落葉するところから、この木の名前が付きました。





Q.9

昔は お正月の羽根つきの玉、この果実の種子で作っていました。


葉は対生で整然としています。


↑ ヒントです(^_-)-☆




Q.10

於大公園では ↑こんな写真しか取れなかったので、
5月31日、愛知県緑化センターでとった同じ木の樹形を下に挙げておきます。

葉は一見して ウルシ科の葉のように見えます。でも ウルシ科ではありません。ニガキ科です。


その果実です。眼玉みたいですね。






Q.11

これは簡単?!
この木の仲間は 葉のかたちで見分ける方法もありますが、
このように翼果がなっているときは 翼が水平に出ているか、「ハ」の字になっているかで見分けるのが簡単です。


ヒント:名前は「イ」で始まります (^^♪





Q.12

最後の質問ですが、これも、いい写真が撮れませんでした。
一応果実です。



いっしょに付いていた 花 です。

写真がまずいので、大ヒントを !
漢字で 「令法」と書きます (^^♪
昔は飢饉のときの救荒植物として利用されたのです。
「令法」という名は、救荒植物として育て蓄えることを法で決められたからといわれてます。

では、では ( ^)o(^ )