A.7
北海道から九州までの日本各地、朝鮮・台湾・中国・ヒマラヤにも分布する落葉高木。
答えは ミズキ科の
ミズキ でした。
ミズキの名前は、樹液が多く、春先に枝を切ると、水のような樹液がでることからといわれてます。
仲間に、クマノミズキ、ハナミズキがあります。
A.8
ヒントに書いたように、「春に 新しい葉が出てくると、古い葉がそれに譲るように落葉するところから」
答えは
ユズリハ でした。
ユズリハ は 雌雄異株。雌株の雌花は非常に可愛いです。
が、注意してみないと気づかないほど小さいです。
ついでに、雄株の雄花です。
雄花は、花弁も萼片もなく、雄しべだけですが、バナナの 房のような感じで、たくさんつきます。葯が赤紫色をしているので、雌花序より雄花序の方が目立ちます。
A.9
昔は お正月の羽根つきの玉、この果実の種子で作っていました、というこの木は?
答えは
でした(^^)/
ムクロジは「無患子」と書きます。<こどもが患らうことのないように>という意味で、寺社の境内に植えられることが多い木です。
これは 昨年撮ったムクロジの実です。
種子は 親分子分になってます (´∀`)
A.10
これは 今回、於大公園(東浦町)で撮った画像です。
私は これを
ニワウルシ(シンジュ(神樹))
のつもりでクイズにしましたが・・・
以前、矢作川河川敷で撮った ニワウルシ(以下)と比べてみると、果実がかなり違ってます。
ニワウルシの花
ニワウルシの果実
果実拡大 (以上3枚、2018年6月1日@矢作川河川敷)
というわけで、質問の木が ニワウルシでない可能性も出てきました。
何か思い当たる木があれば、恐れ入りますが、お知らせください m(_ _)m
A.11
カエデ科のこの木は
イロハモミジ または
イロハカエデ です。
なぜ イロハモミジと分かるかというと・・・
翼果の翼が竹トンボの羽根のように水平に伸びています。
見分けのポイントは、翼果。ヤマモミジとオオモミジは、翼果はブーメラン形かU字状となり、実は葉の下からぶら下がるように付く。オオモミジはヤマモミジよりも翼果が大きく、またU字状を呈するものが多いという傾向がある。一方、イロハモミジの実は一番小さく、翼果は竹とんぼのように、水平に開く。
(森と水の郷あきた「樹木シリーズ22 ヤマモミジ、イロハモミジ、オオモミジ」)
A.12
ちょっとウワミズザクラを思わせる房咲きの白い花、
この木は
リョウブ です。
ヒントにも書いたように、漢字で 「令法」と書きます (^^♪
昔は飢饉のときの救荒植物として利用されたのです。
「令法」という名は、救荒植物として育て蓄えることを法で決められたからといわれてます。
この花が 果実になると、こんな風で、とても地味になります。
でも、拡大して見ると、それなりに面白い( ^)o(^ )
以上になりますが、脳トレになりましたでしょうか ( ^)o(^ )