アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヤマノイモとイタドリ - japonica

2021-09-06 19:32:55 | みんなの花図鑑
ガガイモに続き、つる性植物の続きです。
ヤマノイモとイタドリの花、ちょっと似ていると思ったのですが…


ヤマノイモ

ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草です。



「ジネンジョ(自然薯)、ヤマイモ(山芋)ともよばれ、とろろは粘性が非常に高い。」(wiki 「ヤマノイモ」)




学名はディオスコレア・ジャポニカ(Dioscorea japonica)で、日本原産です。
「元来は野生の植物であり、晩秋にできる根茎を食用とするため、かつては山へ行って掘ってくるものだった。」(同上)




でも、日本だけでなく 「国外では台湾および、朝鮮半島、中国に分布する」(同上)




イタドリ

イタドリはタデ科ソバカズラ属(Fallopia)の多年生植物。
学名: Fallopia japonica
japonica の種小名がついてますが 「北海道西部以南の日本、台湾、朝鮮半島、中国に分布する東アジア原産」。




こんな感じが、ヤマノイモと似ていると思ったのですが。。。



近くによれば、やっぱり全然違いますね








種小名が japonica という点だけは 似ていました (^_-)-☆



ガガイモ - ガガイモ科

2021-09-06 08:10:43 | みんなの花図鑑

ガガイモは今では キョウチクトウ科に統合されていますが、かつては 独立したガガイモ科のつる性植物でした。
古事記の昔から知られていたツルです。



大国主神(オオクニヌシ神)が出雲の御大の御前(=島根県松江市美保岬)にいたときに、
ガガイモの船に乗り、蛾の服を着た小さな神様がやってきました。(古事記解説より)




ところでなぜ、名前が知られていないのでしょうか?
これは出雲が支配していた地域ではない場所からやってきた、という意味なのかもしれませんが、古代では名前を教えるということは、「従う」とか「愛している」という意味があるので答えなかったのかもしれません。(同上)







過去の画像より

2019-08-29