![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/0a/e81946bc64ad38706fc5205cac784df3.jpg)
エビスグサはマメ科の黄色い花です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9c/ec06c3d8e5d7fd8a799cf88b8a9fa70b.jpg)
マメ科である証拠に、こんなササゲのような長い莢(さや)の豆を実らせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bc/2d6f0ae94dfb12c47d440042ee688f32.jpg)
ところが、エビスグサの花は マメ科によくある蝶形花の格好をしていません。
なぜなんでしょうか??
ヒントは 学名にあります。(日本語Wikipedia記事に出てくる学名は学名:Senna obtusifolia ですが、
実は 学名には シノニムがあり) それが Cassia tora という名前です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ed/f770f4c0af10ef3255f1722390557b25.jpg)
「カッシア Cassia 」といえば、
流通名「アンデスの乙女」で知られている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d5/104ff9b3e1f9cd4631336a7a2c791f07.jpg)
この花が頭に浮かびます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/6d/14e4499796a2bd64339e7af678c7b7bf.jpg)
Cassia属は、日本語の記事では よく和名で「カワラケツメイ属」とされているため、気が付きにくいのですが、カワラケツメイ属とは カッシア属(Cassia)のことなので、道理で 花が似ているわけです。
なので、科についてもマメ科でなく ジャケツイバラ科とする記事もあります。
ジャケツイバラの花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/4b/a58b1ef63c2aaff5b30d2f6807f790d3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/77/069bf64fc7d518a09e22f1a5978e1e4d.jpg)
カッシア属の花の特徴はシベが大きく、子房の形がすでに果実の形になっていること、ではないかと 思いました(誰もそんなこと言ってませんが…)。