アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヒマワリ - スペイン語でヒラソル

2024-07-24 15:00:00 | みんなの花図鑑
ちょっと色の変わったヒマワリが畑にありました。


Google Lensで検索すると「赤いヒマワリ」とか「ミラクルチョコレート」などの記事がヒットします。
花弁が半分折りたたまれていて、ちょうど咲き始めです。
家の近くに「ヒラソル」という名前のスペイン料理の店があって、ヒマワリというと この Girasol(ヒラソル)を思い出します。
Girasol の sol は(太陽) gira は(回る)から来ているので、日本語の「ひまわり」と同じ発想です。
もっともヒマワリは花になるまでは太陽の動きに合わせて回りますが、花になると、もはや太陽を追いかけないそうです。






ヒマワリはキク科キク亜科の植物で、まっすぐ伸びた茎の上に大きな花をつけます。この花は頭状花序と言って、沢山の小さな花の集合です。中央のシベシベしい部分が筒状花という小花の集合です。




筒状花は最初に 頭に黄色い花粉をのっけた雄しべ筒が伸びて開花が始まります。


つぎに、その筒の中をめしべが伸びて花粉を押し上げてから、花柱の先を2つにカールさせて成熟します。







花弁の部分も一枚一枚が独立した花です。( 舌状花と言って、一枚の花弁だけが極端に肥大化したものです)




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