うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ウイルスとの正体はどういうものか

2013年12月08日 | 千差万別

ウイルスはある種のプログラムです。
.com .exe .html .xlsm .pdf .bat .inf .lnk など、さまざまな拡張子をぶら下げてやってきて、パソコンの記憶装置のどこかに居座るプログラムだということが、HさんのML記事からわかりました。

侵入には経路があるはずです。
どんなプログラムも、どこかのパソコンに忽然と現れることはありえません。
天から降ったようにという表現は、Wifi を通じた無線侵入がぴったりですから、それがないとは言えません。
何も通路がなく忽然に、それはないだろうということです。

ウイルスは、どういう経路でパソコンに侵入してくるのでしょうか。
ブラウザかメールソフトが動き出さなければ、そして外付けのデバイスで記憶媒体を持ったものを差し込まなければ、通路の扉は開きません。
しかし、ウイルスプログラムが、ブラウザ機能持参だったらどうでしょう。
有線でも Wifi からでも、するっと入ってきて自分で動き出すかもしれません。

動き出して自分で何かを始めるには、プログラムの図体が大きくなりますから、もともとパソコンで使われている何かのアプリを使って悪さを始めるかもしれません。

よく考えてみれば、きちんと閉まった扉をノックして開けさせるような強盗同然の所作では、ウイルス自体の目的からすれば外道です。
遊び半分のウイルスメーカーの制作意欲は、そんなことで満足を得られるものではありません。
攻撃目標を定めて何かをするサイバー・テロは、個人もちのパソコンなど相手にしませんから、それはウイルスとは似ていても別世界のものでしょう。
msconfig で入居届が見えてしまうような幼稚なウイルスもあれば、スーパー機能の隠れ蓑を持っていて、どこを探しても見つからないようなものもあるかもしれません。

まことに不本意ながら、「かもしれません」が三つも続いてしまいました。
どんなに目を凝らしても、わ・か・ら・な・い、どうやらそれがウイルスの正体のようです。

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