クリップボードから画像を貼りつける先は、取りあえずの保存ならペイント、別の資料文書に組み入れるならワードかエクセルと、昨日書きました。
ワードやエクセルは、出来上がりを保存するファイル形式が決まっていますから、迷うことはありませんが、ペイントの場合には、いろいろなファイル形式を選定できます。
パソコンの画面を残しておくファイルですから、細かい描写は要りません。小さい文字が読み取れればそれで十分です。
今のカメラは、一般用途向きでないほど細密な画像が撮れるようになっていて、そのままパソコンに取り込んでおけば一こまのファイルサイズがばかになりません。そんなものを何百枚何千枚もそのまま溜め込んだのでは、ギガサイズのディスクもたちまち満杯になり、パソコンの働き鈍くします。仮置場では大きな顔をせずに小さくなっていて欲しいのです。
同じ画像のファイルサイズが、保存の仕方によってどう変わるかを比べてみましょう。
メモ帳のごく小さい画面を、プリントスクリーンで取り込んでペイント、ワード、エクセルの3種類のアプリでファイルを作って保存してみました。
ペイントでビットマップイメージのままで保存すればバカでかくなりますから、こんなことはしません。
驚いたのは、ワードのファイルがエクセルの22倍もの大きさになってしまうことでした。ビットマップのままの半分ぐらいの大きさにしかならずに頑張っているのです。コンビニへちょっと買い物に行くのにも本格的な化粧をしてからというような大げさなことを、どこかでしているのかもしれません。
とりあえず見られればよい程度の画像なら、仮置場でかさばらない GIF か PIN あたりがよさそうです。