パソコンには、プリントスクリーンという、画面をそのまま画像に替えられる機能があります。
言葉にうるさい人は、この機能を「スクリーンショットを撮るために、表示されている画面イメージをクリップボードなどにコピーする」と言うでしょう。
しかし「スクリーンショット」も「クリップボード」も、その言葉を知らなければわけがわかりません。
「画面をそのまま画像に替える」と言ったところで、はじめは何のことかわかりませんが、一度自分でやってみれば、ああこういうことかとすぐにわかります。
言葉を聞いて画面を見ていても何もできないところがTVとの違いです。
プリントスクリーンの手順がわかりやすく書かれたサイトがあります。
⇒ http://p.tl/MFGd
親切に書かれたこのサイトの説明にも、ひとつわかりにくいところがありました。
「ノートパソコンの場合は [Fn]キー(※)を押しながら [Print Screen] キーを押す」
※ パソコンの機種により異なる。
この※が今日の主題なのですが、グループのサロンで教えてもらうまで、この意味をつかんでなかったのです。
「ノートの場合は [Fn]キーを押しながら」と言われたのを妄信していたうっかりユーザーは、[Fn]キーに何種類もあるということに気付いていませんでした。
[Fn]キーは、文字を線で囲ったもの、色をつけたもの、何もしてないもの、いろいろなのです。
キーボードの最上列に並んでいるキーをよく見ると、そこでも文字を線で囲ったり、色をつけたりされています。
[Fn]キーのデザインと、他のキーのデザインが対応しているのです。
たとえばプリントスクリーン [Prt Sc] キーが囲み線つきなら [Fn]キーも囲み線つきで、そのキーボードでは、[Fn]キーを押した状態で [Prt Sc] キーを押さなければ、いうことをきいてくれないのでした。
この標題の、やや隠微な「なんだそれ」はこういう意味だったのです。