プリントスクリーンは、「画面をそのまま画像に替えられる」機能だと、昨日書きましたが、それを何のためにするのかと気付かれない方にはまったく無意味な話です。
たとえば、Google のホームページには、ときどき、おやと思うような面白い絵が出てきます。
昨日今日の画面もそれでした。
坊さんと娘さんが連れ立ってお宮参りに来たような場面に、目障りな通信ケーブルをわざわざ描き入れて、どこか間の抜けた画面をばらばらにせずつなぎ合わせているような、そんなとぼけた図柄が、むかし鳥取の砂丘で面白い写真を見せてくれた植田正司を思い出させてくれます。
この絵をしばらくしてまた見ようかと思っても、幾日かで消えてなります。画面の絵は、そのときでなければ保存できません。
そこで使えるのが、画面をぱっととらえておくスクリーンショット技法です。
出ている画面をそのままパソコンが覚えこんで、新しい画像データにしてしまう、「画面をそのまま画像に替えられる」と書いたのはそのことです。
画面に絵が出ていても、字が出ていても、分け隔てなく画像になりますから、書き取るのが面倒な文章や記号も、そっくりそのまま保存できます。
新しくできたのは画像データですから、文字を書き換えることはできません。文字の書き換えは、絵の修正と同じに塗りつぶして書き直すことになります。
まだこのショット、未経験の方は、どうぞお試しください。