うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ビットマップ~なんだそれ

2013年12月22日 | 忘れかけていたこと

「ペイント」で保存できるファイル形式には、「ビットマップ」という名の前に何か文字のついた何種類かがります。
疑問の路地に踏み込んだついでに、路地裏まで行ってみましょう。
路地が家と家との間の狭い通路であるのに、またその裏に路地裏があるのかと訝っていたことが、ここで「路地裏まで」と書いてみて、やはりあったという、ささやかな快感を覚えます。路地に足を向けた甲斐があったというものです。
ものごとの面白みは、主題と全く違う棚に載っているもので、主題からはずれたことは嫌だという生真面目な人は、その部分をくっきりさせずにおけばよいのです。
部分の面白みが自分の趣味と異なるから全体も見る気がしない、これは読書にも、観劇にも、TV番組にも全てのことにつきまとう、やや不幸な感覚とも言えます。
自分の気に入るものを見せてくれないと、何も探しもせずにぼやいてもはじまらないことを、わざわざ言葉にしなければならないという不幸を、抱え続けなければならないのは、お気の毒ですがいたし方ありません。

だいぶ路地裏の水はけが悪くなってきたので、この先はつま先で歩くようにします。
主題に戻って「ビットマップ」とは何ものなのか、黒服を着たおじさんに聞いて見ましょう。
おじさんの胸には「Google検索」というボタンがついています。

「ビットマップ」とは画像データの表現方式のひとつということに、とりあえずしておきます。
画像の外枠になる四角を小さな正方形に切り刻んで、その一つ一つに、ある条件にかなうかかなわないかという binary digit:ビットの判定をさせ、それを少し離れたところから見ると、ビットマップという図柄ができあがります。

「ペイント」のファイル保存メニュにある「モノクロ ビットマップ」は白黒の単色、「16色 ビットマップ」「256色 ビットマップ 」はその数だけの色分けを表現できる、「24ビット ビットマップ」は 2の24乗=約1600万 の種類の色を表現できるということになります。

たくさんの色を表すにはたくさんの仕事をしなければなりませんから、衣装も飾り立てれば重くなるように、ファイルも中身次第で大きくなります。

どれがよいかは自分の色を見分ける能力との相談です。もえぎとあさぎの区別のつかない人が「24ビット」を選んでみても仕方がないということになるでしょう。

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