うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

クリップボード~なんだそれ

2013年12月14日 | 忘れかけていたこと

「スクリーンショットをとるために、表示されている画面イメージをクリップボードにコピーする」ことが、プリントスクリーンの方法だと前に書きましたが、忘れっぽい私は「クリップボード」という名前をなかなか覚えられません。
ひとに話すとき、「クリップボードに一時保存されました」が出てこずに「パソコンが覚えこんでいます」と、つい言ってしまいます。聞く人は中途半端にしかわからないでしょう。

クリップボードは、一時的にデータを保存できる共有のメモリ領域のことです。
「コピー」か「切り取り」の操作をしたとき、このメモリ領域に保存しておいて、「貼り付け」の指令が出るまでの間、一時預かりをするのがクリップボードの役目です。

クリップは永年なじんできた文具の一つですから、ちょっとはさんで止めておく感じはわかりますが、ボードがピンとこないのです。コンピュータに板状のものは入っていても、データはいつもそこに入るとは限りませんから。

見えないものなら見えないような名前がついていればよいのですが。たとえばクリップメモリなどと。
そんな言葉はないだろうかと、ためしに検索してみたら、「クリップできるUSBメモリ」というのが出てきました。
気ままな呼び名は、やはり全然違うものだったのです。

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スクリーンショット~なんだそれ

2013年12月12日 | 千差万別

プリントスクリーンは、「画面をそのまま画像に替えられる」機能だと、昨日書きましたが、それを何のためにするのかと気付かれない方にはまったく無意味な話です。

たとえば、Google のホームページには、ときどき、おやと思うような面白い絵が出てきます。

昨日今日の画面もそれでした。
坊さんと娘さんが連れ立ってお宮参りに来たような場面に、目障りな通信ケーブルをわざわざ描き入れて、どこか間の抜けた画面をばらばらにせずつなぎ合わせているような、そんなとぼけた図柄が、むかし鳥取の砂丘で面白い写真を見せてくれた植田正司を思い出させてくれます。

この絵をしばらくしてまた見ようかと思っても、幾日かで消えてなります。画面の絵は、そのときでなければ保存できません。
そこで使えるのが、画面をぱっととらえておくスクリーンショット技法です。

出ている画面をそのままパソコンが覚えこんで、新しい画像データにしてしまう、「画面をそのまま画像に替えられる」と書いたのはそのことです。

画面に絵が出ていても、字が出ていても、分け隔てなく画像になりますから、書き取るのが面倒な文章や記号も、そっくりそのまま保存できます。
新しくできたのは画像データですから、文字を書き換えることはできません。文字の書き換えは、絵の修正と同じに塗りつぶして書き直すことになります。

まだこのショット、未経験の方は、どうぞお試しください。

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囲うかいろか~なんだそれ

2013年12月11日 | 千差万別

パソコンには、プリントスクリーンという、画面をそのまま画像に替えられる機能があります。
言葉にうるさい人は、この機能を「スクリーンショットを撮るために、表示されている画面イメージをクリップボードなどにコピーする」と言うでしょう。
しかし「スクリーンショット」も「クリップボード」も、その言葉を知らなければわけがわかりません。
「画面をそのまま画像に替える」と言ったところで、はじめは何のことかわかりませんが、一度自分でやってみれば、ああこういうことかとすぐにわかります。
言葉を聞いて画面を見ていても何もできないところがTVとの違いです。

プリントスクリーンの手順がわかりやすく書かれたサイトがあります。
 ⇒ http://p.tl/MFGd

親切に書かれたこのサイトの説明にも、ひとつわかりにくいところがありました。

「ノートパソコンの場合は [Fn]キー(※)を押しながら [Print Screen] キーを押す」
 ※ パソコンの機種により異なる。

この※が今日の主題なのですが、グループのサロンで教えてもらうまで、この意味をつかんでなかったのです。

「ノートの場合は [Fn]キーを押しながら」と言われたのを妄信していたうっかりユーザーは、[Fn]キーに何種類もあるということに気付いていませんでした。

[Fn]キーは、文字を線で囲ったもの、色をつけたもの、何もしてないもの、いろいろなのです。
キーボードの最上列に並んでいるキーをよく見ると、そこでも文字を線で囲ったり、色をつけたりされています。
[Fn]キーのデザインと、他のキーのデザインが対応しているのです。
たとえばプリントスクリーン [Prt Sc] キーが囲み線つきなら [Fn]キーも囲み線つきで、そのキーボードでは、[Fn]キーを押した状態で [Prt Sc] キーを押さなければ、いうことをきいてくれないのでした。

この標題の、やや隠微な「なんだそれ」はこういう意味だったのです。

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メールのプレビュー適否はどちら:2

2013年12月10日 | 千差万別

メールのプレビューをさせない設定の実験を昨日から始めました。
こういうことは実際にやってみなければ、言葉のやり取りだけでは感覚はつかめません。
常用アプリの設定ですから、変えてみてしばらく続けて使ってみなければ実験にならないのですが、すぐにわかったことを書き上げてみます。

<プレビューをやめたら>
1.受信トレイに閲覧スペースがなくなったので、広々した感じです。旅先で広い部屋に通されたようなよい気分です。
2.メール一覧の行数が増えたので、読む気のしないメールを束にして削除するのには便利です。
3.読もうとするメールは、ダブルクリックをしないと現れないので、そこにひと手間余計にかけるのがいまいましい気がします。
4.最近増えたお化けコードのメールが来たとき、これまでは目の前にある「エンコード」のアイコンから切り替えができましたが、閲覧ウインドウのメニュから「表示」⇒「エンコード」⇒「その他」⇒「UTF-8」と、いちいちたどる道がまた遠くなり、不便になりました。



 

 

 

5.読み終わって閲覧ウインドウで削除すると、受信一覧の次のメール本文がそこにすぐ出てきます。

これでは用心のためにプレビューをやめた意味がなくなります。
見えてしまうのはプレビューではないと、こんにゃく問答が始まりそうです。

「慣れ」ぐあいがどうか、まあしばらくはこれで様子を見ることにします。

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メールのプレビュー適否はどちら

2013年12月09日 | 千差万別

十年ひと昔というたとえが、昔ありました。
メールを開くと読まなくても危険、だから読みたいメールだけ開くようにと、十何年か前にしきりに唱えられた注意事項があります。

インターネット環境のセキュリティ機能が向上しても、ご用心を唱えた記事は追放されません。
インターネットの記事は、昔話もニュースも、書いた人が修正しなければ書き換えは行われません。
古い記事でも、読む人がいる限りは消し去られないばかりか、読みたい人の数に応じて、検索されたとき陳列画面の上位にせり上がります。

昔話に近い海外事情を、昨日のことように読んでいて、なんかおかしいなと思ったら、M党の時代の話だったということはよくあります。
文芸記事と違い、先端テクノロジーの記事は、いつ書かれたのか、それが最も重要なことなのです。

HTMLメールは危険だから読むなということも一時言われました。
HTMLメールを読まないのであれば、HTMLファイルしかない http:// というあの記事はみんな読めないのではありませんか。

膾を吹きながら口にし、一方では電子レンジから取り出した中身が沸点を超えているのではないかと思うほどの強烈な熱さのものを、ぱくっと口に放り込む、そんなことを私たちはしているかもしれません。
今日はどういうわけか、舌がヒリヒリしています。

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ウイルスとの正体はどういうものか

2013年12月08日 | 千差万別

ウイルスはある種のプログラムです。
.com .exe .html .xlsm .pdf .bat .inf .lnk など、さまざまな拡張子をぶら下げてやってきて、パソコンの記憶装置のどこかに居座るプログラムだということが、HさんのML記事からわかりました。

侵入には経路があるはずです。
どんなプログラムも、どこかのパソコンに忽然と現れることはありえません。
天から降ったようにという表現は、Wifi を通じた無線侵入がぴったりですから、それがないとは言えません。
何も通路がなく忽然に、それはないだろうということです。

ウイルスは、どういう経路でパソコンに侵入してくるのでしょうか。
ブラウザかメールソフトが動き出さなければ、そして外付けのデバイスで記憶媒体を持ったものを差し込まなければ、通路の扉は開きません。
しかし、ウイルスプログラムが、ブラウザ機能持参だったらどうでしょう。
有線でも Wifi からでも、するっと入ってきて自分で動き出すかもしれません。

動き出して自分で何かを始めるには、プログラムの図体が大きくなりますから、もともとパソコンで使われている何かのアプリを使って悪さを始めるかもしれません。

よく考えてみれば、きちんと閉まった扉をノックして開けさせるような強盗同然の所作では、ウイルス自体の目的からすれば外道です。
遊び半分のウイルスメーカーの制作意欲は、そんなことで満足を得られるものではありません。
攻撃目標を定めて何かをするサイバー・テロは、個人もちのパソコンなど相手にしませんから、それはウイルスとは似ていても別世界のものでしょう。
msconfig で入居届が見えてしまうような幼稚なウイルスもあれば、スーパー機能の隠れ蓑を持っていて、どこを探しても見つからないようなものもあるかもしれません。

まことに不本意ながら、「かもしれません」が三つも続いてしまいました。
どんなに目を凝らしても、わ・か・ら・な・い、どうやらそれがウイルスの正体のようです。

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メモファイルの作り方:2

2013年12月07日 | 千差万別

メモは捨てるものと書きましたが、溜める目的で作ったメモは、さすがに片端から捨てるわけにいきません。

思いついたことを、思いついたという理由だけで書き留めておきたいメモもあります。
そういうメモは、中身がどんどん増えていき、メモファイルをスクロールしながら書いたことを探し出すのは大変です。

メモにキーワードをつけておけば、パッと出てくる仕掛けが簡単にできます。

図のように50音順の目次を、ファイルのあたまに作っておけば検索条件に貼り付けて瞬時に呼び出せます。
ただし、「メモ帳」には検索の機能がありませんから、エディターを使わなければなりません。

ひとつ肝心なことがあります。
この整理を、excel でやろうと考えないことです。
excel は起き上がらせて呼び出すまでに時間がかかりますから、たびたび用事のできることには向きません。それを我慢して無理に付き合っていると、きっと嫌気が差して使わなくなりますから。

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メモファイルの作り方

2013年12月06日 | 千差万別

メモは何かを覚えておくためものものと思っていましたが、その考えだけでは了見が狭いのでした。

ポーズメモというのがあることに気付きました。とる振りをするあいだだけのメモです。
学生が講義を聞いているところを見せるポーズの一種です。
ひと言ひと言に深くうなづいてみせる、あれと変わりありません。
ポーズメモを、うるう年がもう一度来るぐらい続けていると、習慣になって、すっかり身についてしまいます。

とり終わったときがそのメモの寿命末期ですから、文字の掃き溜めになった紙ができているだけになります。
そうなれば、読みもしなかった古新聞とほとんど同じで、リサイクルかゴミか、集めに来る日の違いか、そんな差しかありません。


書き溜め.txt というファイルを作ったことを、昨日書きましたが、作り方を紹介していませんでした。
紹介は大げさですが、こういう形にしてあるという、まあどうでもよい報告です。

私は、この手のファイルは、時系列を下から上にしてあります。
普通の文書は上から下に書き、上から下に読みますが、メモファイルは、下から上に書き、上から下に向かって読んだり、下から上に向かって読んだりします。

段落の中での改行はもちろん上から下ですが、一記事のかたまりの次には仕切り線を入れてその上側に書いています。

新しい記事を探すときは上から、古い順に整理をしていくときは下からと、二通りの使い分けができます。
紙を綴じたノートでも、最後のページから書いていけば、新しいものがいちばん上に来ます。しかし、順序はそうなっても、はじめに出てくるページには何も書いてありません。

メモはやっぱりテキストファイル、です。

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知らない言葉に出会ったら

2013年12月05日 | 千差万別

図書館に本を取替えに行ったら、出入り口近くの回転棚にこんな本がありました。
「日本人の知らない日本語」
 ⇒ http://p.tl/7VSH

パラパラとめくってみると、マンガ本なので借りるのは止めました。
マンガは読むのが面倒なのです。
見慣れないと、どこからどっち向きに見ていくのかもわかりません。それに、カタカナと雑音が多いので話がよく見えません。
読むものではないと言われてしまえばそれまでですが、この主題のような本では読まないわけにいかないでしょう。

すぐに棚に返してはきたものの、また思い出して調べてみると、蛇蔵、海野凪子共著となっています。
海野凪子さんは国語の先生ですぐわかりました。
 ⇒ http://p.tl/xpJ7
しかし、蛇蔵さんと名乗る人は何人かいて、どの方なのかよくわからなくなっています。
 ⇒ http://p.tl/dkYZ

不肖あわぞうのプロフィールサイトが見つかりにくいのと似ている気がします。


それはともかく、知らない言葉に出会ったときどうするでしょうか。
まず誰かがそばにいるときは、どういうことなのか聞けばよいのですが、話の途中でもかまわず聞くのは小学生ぐらいまでのすることです。ときどき、ずるい大人は話を止めさせるためにその手を使います。
すぐ聞かなければ忘れてしまうというのは、聞く方の身勝手で、メモしておいて頃合を見定めて聞けばよいぐらいのことは誰でも知っていることでしょう。

肝心の話はその先のことなのですが、せっかくパソコンを目の前に置いていながら、その便利さを利用してない人がずいぶんいます。XXXとは何ですか、と即座に尋ねます。
言葉のFAQに出されるなかで、すぐに回答のもらえない質問には、これが過半数あります。
パソコンがあるときの、ふとした疑問、メモした質問の処理の仕方で、もう記憶力が薄れてきた吾人らがどうすればよいか、それをちょっと考えてみました。

1.まず、疑問、質問、調べごと、それが何かを忘れたのでは話になりませんから記録します。
パソコンがあれば紙も鉛筆もいりません。さらさらと手書きがよければ、もちろん好きずきですから紙に書いてもよいのですが、しっかりしたノートもしゃれた手帳よりも、すぐ捨ててしまう紙切れがいちばんよさそうです。紙のメモは一時のものですから、ノートに残っていると邪魔になります。もっとだいじな記録とごちゃごちゃ一緒になるからです。
Windows の「メモ帳」か、エディターか、とにかく早く動くもので、専用ファイルを一つ作ります。私は「書き溜め」という名前にしています。

2.教えてもらったらそのことを、ファイルに書き込んでおきます。
書き込むのは文章ではありません。数文字のキーワードです。
日本人の頭は「名詞型」で、なにがどうしてこうして、主語はどれなどと余計なことは考えなくても、XXXと書けばそれが何であるか思い出せるようにできています。

3.インターネットで検索サイトを呼び出し、キーワードを検索バーに貼り付ければ、たちまち2~3回のクリックで答がもらえます。
そうなのか、とわかった部分を中心に何行かを、キーワードの脇にコピペしておけば、何も書かずにQAメモができあがります。

さあ、今度会ったときになどと、聞いてみる機会を待つ前に、自分から調べに行ってみましょう。

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標準型という分類の悪行

2013年12月04日 | 千差万別

「標準型」という、正義の味方かと思い違いをしそうな名前のサイバー攻撃様式があります。
標準語、工業標準、標準価格など、標準という言葉がつくと、それに従っていればまず安心と考える習慣が、私たちにはいつのまにかついてしまっているようです。

ところが、サイバーの世界では、標準がとうとう悪の領域にまで適用を押し広げました。

「特定の情報」を狙って行われるサイバー攻撃の一種が「標的型攻撃」と呼ばれるようになりました。
「特定」が「標準」、「やばい」が「すばらしい」、言葉の要素は、意味よりも感覚へと、次々に移動していきます。

標準型攻撃の狙いは、「特定情報の窃取」と「破壊的活動」にあるといわれます。
軍需産業、化学産業、政府機関、金融業など、機密性の高い情報、特殊な技術や新製品の情報を持っている組織が狙われます。
___(Wikipedia) ⇒ http://p.tl/NxH5

標的型攻撃メールの発信元を調べると、中国が最も多く、それに韓国、日本を加えると半数を超えます。

標準型といっても、攻撃の型はいろいろで、次のような例示もあります。
(1) Webの情報を加工して、メール本文や添付ファイルを作ってしまう。
(2) 業務連絡メールを加工して、メール本文や添付ファイルを作ってしまう。
(3) 添付ファイルをつけずに、不正なサイトへのリンクをメール本文に入れておく。
(4) 日常会話的なメールを繰り返して、受信者の警戒心を和らげる。

攻撃者の考えがはっきりしていて、通常のコンピュータウイルスと違い、狙いが無差別でないことが標準型の特徴らしいです。
被害にあっても長い間気付かずにいることもあり、目的がかなうまで執拗に繰り返されることもあるといいます。

不正プログラムは区別をつけにくく、入り込まれた端末にはその支配下に置かれた不正アクセスの入口ができてしまうので、見つかりにくいようです。

メール受信時の初動対応が非常に重要なので、得体の知れない添付ファイルや、リンクアドレスには、探究心を起こさないこと、相手にしないことが肝心なようです。
ちょっと突付いてみようか、その指癖が災いのもとになりますから。

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msconfig ってのは何ものか

2013年12月03日 | ソフトいろいろ

ウイルスはプログラムの形で忍び込むので、動けなくしてしまえばよい、それには msconfig を使って、ウイルスが最初にスタートしないように「あなたはだめよ」と言っておけばよい、という話をHさんから教えていただきました。

そこに登場した msconfig は、拙稿でも、
「大荷物を持たせれば遅くなる」(2013/05/28)で、またその前には
「使わない道具」        (2012/10/31) でも触れていますが、
そういう名前の仕掛けがあるというだけで、何ものであるかをまだ確かめていませんでした。

こういうのは、名前を覚えておいて、使えればそれだけでもよいのですが、人の名前を覚えるにも何か言葉を交わしておいたほうがよいのと同様に、プログラムの名前も、どんなものかをさらっと知っておけば忘れないだろうと、おさらいをしておくことにします。

msconfig は、Microsoft System Configuration Utility の略称ではありません。
長い名前を縮めたとき「略称」と呼ばれますが、プログラム名の場合は、短いほうが本名です。
つまり msconfig は、Microsoft の System Configuration Utility の働きをするプログラムなのです。
日本語は、名詞をだいじにする言葉なので、短い名前すなわち略称という考えが先に立ちますが、あちらの言葉は動詞重視なので「働き」に目をつけないとわかりにくいようです。

Configuration は配置とか構成、Utility は役立つものぐらいに思っておけばわかりやすそうです。
言ってみれば「仕切り屋」ですね。

ここで、ついうっかりしそうなことに、また一つ気付きました。
msconfig は「MSコンフィグ」と読むので、Configuration を「コンフィグレーション」と覚えてしまいそうですが、よく見ると「コンフィギュレーション」です。
カナモジから英文字を想像すると、「u」を抜いた間違いをしでかしそうです。


何はともあれ、「ファイル名を指定して実行」ダイアログで msconfig と入力することで実行できるこのプログラムは、いろいろ役に立ちそうなので、名前だけは忘れないようにしたいものです。
しかし、この仕切り屋さん、なかなか律儀で、一度仕事をお願いすると、次に呼び出すときは ms と二文字ぐらい入れれば「お呼びでしょうか」と窓に顔を出してくれます。
ときどきは何か用を言いつけるとよさそうです。

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探しものも旅の楽しさ

2013年12月03日 | 千差万別

カウチサーフィンというものがあると聞いて、カウチ型のボートでぷかぷか浮いて楽しむのかと思ったら、全然はずれでした。

インターネットで無料民宿を探し当てそこを渡り歩く人を援助する、旅のSNSと呼ばれるような仕組みです。
 ⇒ http://p.tl/NfIR

「より良い地球創りに1カウチずつ、貢献を」というので、カウチサーフィンと名づけられたそうです。

「おもてなし」を看板にする国際情緒産業かと下司のかんぐりがはたらきましたが、それもはずれで、異文化交流を応援する慈善事業でした。

非日常の日常化を体験してみたい方は一度どうぞ。

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Windows 8 あるいは優雅なる冷酷

2013年12月02日 | ソフトいろいろ

Windows8 の画面は、眺めて楽しむもののようです。
ファッション性の高い、デザインのお道楽が感じられます。

ときどき、画面の真ん中に超大型のアイコンのような図形がパッと現れます。
道路標識のように、どこかに共通の約束ごとが感じ取れる図形であれば、なにものであるか見当がつくのですが、家の形と稲妻模様の矢印の組み合わせなどを、急に見せられても、それが何かは判別できません。
一二度使えば覚えますから、その次にはよいのですが、初めてのときは面食らいます。

何かの目じるしが出てこなければならないこと自体がよくわかりません。
初の訪問者には、門標の前で立ち止まって案内を請う手続きをさせないと、中を見せないという、お屋敷構えの尊大さが目立ちます。
案内してもらうにも、いったん画面の端に下がって、合図を送らなければなりません。
そっと触れると受付テーブルが見えるようになり、そこでまた紋所を見分けて「ここ」と指差す仕掛けになっています。

陳列されたものに指差しでそのものを取り出させる、宝石や高級装飾品の店で品定めをする人は、それがまた愉いのでしょうが、パソコンのソフトの扱いに、それほどもったいぶることもないだろうと思うのです。
簡単には見せない、触らせない、派手好きなくせにどこかしわんぼうのところが、優雅さとない交ぜになって、あまりしっくりきません。

「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」塩野七生の昔の著書を思い出しました。

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便利さのおまけは何だろう

2013年12月01日 | 千差万別

インターネットは、とにかく何でも見せてくれます。
言葉は聞いても感覚がつかめないという人に、こんな感じですといって見せるときにも便利です。

しかし、なかには例を挙げにい言葉もあって、あまりよい言葉でない「よい気味」などがそれにあたります。
ですが、反対の「気味悪さ」はすぐ見つかります。

この画像を、何ものとお思いでしょうか。
チキンXXXXと名のついた揚げ物がいろいろありますが、その中身の姿です。
機械にかかれば、軟骨も筋も噛みやすく加工されます。
もしかして、羽のない動物の肉が仲間入りしていてもわかりません。

しばらくご無沙汰していたので、たまには行ってみようかと思っていたあの店のことも出ていました。
 ⇒ http://p.tl/qI39

便利さは、よせばよいのに、「不」の字も一緒にぶら下げてやってくるのでした。

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