図書館に本を取替えに行ったら、出入り口近くの回転棚にこんな本がありました。
「日本人の知らない日本語」
⇒ http://p.tl/7VSH
パラパラとめくってみると、マンガ本なので借りるのは止めました。
マンガは読むのが面倒なのです。
見慣れないと、どこからどっち向きに見ていくのかもわかりません。それに、カタカナと雑音が多いので話がよく見えません。
読むものではないと言われてしまえばそれまでですが、この主題のような本では読まないわけにいかないでしょう。
すぐに棚に返してはきたものの、また思い出して調べてみると、蛇蔵、海野凪子共著となっています。
海野凪子さんは国語の先生ですぐわかりました。
⇒ http://p.tl/xpJ7
しかし、蛇蔵さんと名乗る人は何人かいて、どの方なのかよくわからなくなっています。
⇒ http://p.tl/dkYZ
不肖あわぞうのプロフィールサイトが見つかりにくいのと似ている気がします。
それはともかく、知らない言葉に出会ったときどうするでしょうか。
まず誰かがそばにいるときは、どういうことなのか聞けばよいのですが、話の途中でもかまわず聞くのは小学生ぐらいまでのすることです。ときどき、ずるい大人は話を止めさせるためにその手を使います。
すぐ聞かなければ忘れてしまうというのは、聞く方の身勝手で、メモしておいて頃合を見定めて聞けばよいぐらいのことは誰でも知っていることでしょう。
肝心の話はその先のことなのですが、せっかくパソコンを目の前に置いていながら、その便利さを利用してない人がずいぶんいます。XXXとは何ですか、と即座に尋ねます。
言葉のFAQに出されるなかで、すぐに回答のもらえない質問には、これが過半数あります。
パソコンがあるときの、ふとした疑問、メモした質問の処理の仕方で、もう記憶力が薄れてきた吾人らがどうすればよいか、それをちょっと考えてみました。
1.まず、疑問、質問、調べごと、それが何かを忘れたのでは話になりませんから記録します。
パソコンがあれば紙も鉛筆もいりません。さらさらと手書きがよければ、もちろん好きずきですから紙に書いてもよいのですが、しっかりしたノートもしゃれた手帳よりも、すぐ捨ててしまう紙切れがいちばんよさそうです。紙のメモは一時のものですから、ノートに残っていると邪魔になります。もっとだいじな記録とごちゃごちゃ一緒になるからです。
Windows の「メモ帳」か、エディターか、とにかく早く動くもので、専用ファイルを一つ作ります。私は「書き溜め」という名前にしています。
2.教えてもらったらそのことを、ファイルに書き込んでおきます。
書き込むのは文章ではありません。数文字のキーワードです。
日本人の頭は「名詞型」で、なにがどうしてこうして、主語はどれなどと余計なことは考えなくても、XXXと書けばそれが何であるか思い出せるようにできています。
3.インターネットで検索サイトを呼び出し、キーワードを検索バーに貼り付ければ、たちまち2~3回のクリックで答がもらえます。
そうなのか、とわかった部分を中心に何行かを、キーワードの脇にコピペしておけば、何も書かずにQAメモができあがります。
さあ、今度会ったときになどと、聞いてみる機会を待つ前に、自分から調べに行ってみましょう。
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